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ヤマハ発、進化したレクサス式ブランディング

デジタル技術を活用した先行提案で企業のイメージを向上

  • 丸尾 弘志

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2016年7月15日(金)

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 これからの経営イノベーションにはデジタル、データ、デザインの3つの「D」が欠かせない。2016年7月25日から29日まで、新イベント「D3 WEEK 2016」を開催する専門誌3誌が、最新の企業事例やキーパーソンのインタビュー記事などで、その可能性を探ります。

 連載第10回は、7月28日に登壇するヤマハ発動機のブランディングについて取り上げます。

ヤマハ発動機の好業績の要因は「デザイン」

 ヤマハ発動機がこの2年で発表したデザインコンセプトモデルは、乗り物以外も含めると10は超す。そのコンセプトモデルの発表の場も、欧州の美術の祭典から、神が住むと言われている瀬戸内海の島まで多彩。これまでは二輪・四輪車メーカーが発表するコンセプトモデルと言えば、モーターショーやモーターサイクルショーで発表するのが当たり前だった常識を覆し、矢継ぎ早に「企業が考える未来の乗り物の姿」をマーケットに応じて次々と提案していく。

 ヤマハ発動機の2015年12月期の業績は、売上高が前年同期比6.2%増の1兆6154億円、経常利益は28.7%増の1252億円(+28.7%)。この好業績を支えた要因の1つに、デザインがあったのは間違いない。

 ブランドコンサルティング会社、インターブランドが発表するJapan's Best Global Brands 2016でヤマハブランドのランキングは、2年前には圏外だったところから一気に28位にまで上昇。海外のデザイン賞でもここ2年ほどは多くの受賞製品を輩出しており、同社のデザインは勢いづいている。

 2016年には、羽の生えたようなアジア市場の女性をターゲットにしたスクーターのコンセプトを発表。その1か月後には、少子高齢化が進む地方の交通を大きく変えるような新しいコンセプトのモビリティーの提案を行った。

ヤマハ発動機が2016年4月に発表した、アジア市場の女性向けのコンセプトモデル「04GEN」
速さや走行距離を求めた効率的な移動からあえて一線を画し、生活圏内や旅先での短い距離をゆっくりと移動する「人と人、人と場所の縁を結ぶ」モビリティとしてデザインした2つのコンセプトモデル。左の「05GEN」は電動アシスト技術搭載の3輪自転車。「06GEN」は、内でもなければ外でもない曖昧な空間「縁側」をイメージした電動4輪車

トヨタに依頼してデザインマネージャーを引き抜き

 デザインを通じて、これからの世界市場における乗り物のあり方を提案し続け、それを企業のブランド力強化につなげる。その陣頭指揮を取っているのが、2014年7月に同社のデザイン本部長となった長屋明浩氏だ。

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