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ダイバーシティの成功は「自己主張」から始まる

女性の「成功体験」が日本を変える

2016年9月26日(月)

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自己主張しながら巻き込んでいく、ドラマのヒロイン

 「Aさんでもなく、Bさんでもなく、私が売りました」

 不動産仲介業の現場で、ぶっちぎりNo.1の販売実績を誇る営業レディを扱ったTVドラマ「家売るオンナ」(日本テレビ系で9月14日まで放送)が本当に面白かった。契約締結後の決め台詞が「(他の誰でもなく)私がっ、売りました」というもので、およそ旧来型日本人の周りを立てる美徳とは異なる人物像を描き出していた。

 辛辣な言葉や厳しい指示を次々に発していくのだが、その裏にぶれない価値観や 強さ、そして「彼女なりの」優しさが見え隠れする。知らぬ間に周囲の同僚が皆彼女にひかれていってしまう…そんなストーリーだった。

 「プロデューサーの世相を読む(創る)力はすごいなぁ」と常々トレンディードラマを見て思っていた。今回特に感慨深かったのは、徹底した自己主張をしながら周囲を変革の渦に巻き込んでいくさまが、あたかもグローバル企業の現場さながらであったからだ。しかもその主役が過去の因習にとらわれない女性。絶妙に時代を先取りするなぁ。

「日本型秩序」という強固な壁

 かつては外資社長として、いまはグローバル時代のマネジメント研修に取り組む講師として、変わりたくても変われない男性に少なからず出会い、悩みを聞いてきた。

 昔に比べれば多少改善したとはいえ依然大きい会議前の「サプライズを排除する根回し」にかかる労力…。たくさんのペーパー(書類)作成に要する時間、しかも誤字脱字を許さない「行き過ぎた緻密さ」…。

 もっとオープンに落としどころを定めぬ議論をすればいいじゃないか? 多くのペーパーは議論活性化のための着火材と割り切ればもっとはるかに少なくてよいのではないか? そもそも誤字脱字チェックにそこまでプレッシャーを感じなければいけないのか? 等々、心の叫び(悲鳴)は大きい。

 でも「日本型秩序」という壁は鉄板だ。だから、ぶつかっても跳ね返される。そのうちに、順応(迎合)していってしまう気持ち、正直わかる!

「日本型秩序」という壁は鉄板だ。ぶつかっても跳ね返され、そのうちに順応していってしまう。

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「ダイバーシティの成功は「自己主張」から始まる」の著者

岡村 進

岡村 進(おかむら・すすむ)

人財アジア代表取締役

1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒。同年第一生命保険に入社し、20年間勤務。2005年スイス系UBSグローバル・アセット・マネジメント入社。2008年から日本法人社長。2013年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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