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世界初の「ポケモンGO全制覇」ジョンソン氏語る

ポケモンは、日本文化への玄関口

2016年8月23日(火)

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 「ポケモンGO」で世界初となる「全制覇」を達成した猛者、ニック・ジョンソン氏がこのほど来日した。きっとゲームに何十万円とつぎこむ猛烈なオタクで、我々一般人とはかけ離れた考えの持ち主なんだろう――。

 記者は勝手にそう考えていたが、記者会見ではその予想を裏切られることになる。話をしてみると至って普通の会社員なのだ。

 プレーヤーという立場から、世界で最もポケモンGOを理解しているといってもいいだろうジョンソン氏は、ポケモンGO現象をどうとらえているのか。8月8日の記者会見と個別インタビューでのやりとりを、一問一答形式で再構成した。

*当連載は、日経ビジネス2016年8月22日号特集「世界を変えるポケモンGO これから起こる革新の本質」との連動企画です。

どうやってポケモン図鑑を完成させたのですか。

ジョンソン氏:会社帰りにマンハッタンやブルックリンを歩き回りました。アプリ開発会社に勤めており、僕がゲームの仕組みを理解すれば会社の利益にもなると考えたのです。会社も「頑張って捕まえてこい」と後押ししてくれた。プレーに費やしたのは1日6~8時間。毎日8マイル(約13km)は歩いたので、体重も10ポンド(約4.5kg)減りました。

Nick Johnson氏。今年7月21日に米国内のポケモンを全て捕獲。8月5日には米国外の地域限定ポケモンも捕まえ、世界初の「ポケモンマスター」になった。普段は米ニューヨークでスマートフォン向けアプリ開発のスタートアップ企業「Applico」に勤務する。米ワシントンDC出身。28歳

ジョンソン氏:配信から約2週間後の7月21日、米国内に出現するポケモン142匹を全て制覇しました。その後、旅行サイトの「Expedia」やホテルチェーンの「Marriott」にスポンサーについてもらい、パリや香港、豪州を訪問。それぞれの地域限定ポケモンを捕まえて、世界初のポケモンマスターになれました。今回、旅の終着点としてポケモン発祥の地である日本を訪れることができ、本当に嬉しく思います。

ポケモンGOに費やした金額は。

ジョンソン氏:200ドル(約2万円)くらいだと思います。このうち半分は(レベルを上げやすくするアイテムの)「しあわせタマゴ」に使いました。(自分の周りにポケモンを出現しやすくする)「おこう」は、途中から買わなくなりました。公園などプレーヤーが集まる場所では、必ず誰かが(特定の場所にポケモンを出現しやすくする)「ルアーモジュール」を使っていたからです。

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「世界初の「ポケモンGO全制覇」ジョンソン氏語る」の著者

藤村 広平

藤村 広平(ふじむら・こうへい)

日経ビジネス記者

2011年早稲田大学国際教養学部卒業、日本経済新聞社に入社。整理部勤務、総合商社インド拠点でのインターン研修などを経て、企業報道部で自動車業界を担当。2016年春から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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