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渋谷衰退説に区長が反論「シブヤは奥に広がる」

地元出身の長谷部区長が語る、「若者の街」の今と未来

2017年9月14日(木)

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 日経ビジネス9月11日号の特集「若者消費のウソ」では、若者消費の舞台として渋谷の変遷を描いた。現地を歩き、商店街の関係者や若者に話を聞くと、今の渋谷はかつてのような新しい消費トレンドを生み出す「若者の街」ではない姿が浮かび上がってきた。若者だけではなく訪日外国人の姿が目立つようになり、渋谷を象徴する商業施設「SHIBUYA109」の中のある店舗では、時間帯によっては客が全員、外国人ということもあるという(関連記事:追い続けた結果、若者は逃げた 大企業が招いた「シブヤ」の終焉)

 そこで取材班は、渋谷区に生まれ、「シブヤ」という言葉の響きに象徴される渋谷特有の消費文化を全身に浴びながら育った、長谷部健・渋谷区長に話を聞くことにした。長谷部区長は、「渋谷が若者の街ではなくなった」という意見を、どう受け止めているのか。長谷部区長が語る、渋谷と「シブヤ」の今と未来――。

長谷部健(はせべ・けん)
1972年3月渋谷区神宮前生まれ。神宮前小学校・原宿中学校卒業、佼成学園高等学校卒業。専修大学商学部卒業後、博報堂に入社。博報堂を退職した後、NPO法人green birdを設立し、原宿・表参道から始まり全国60ヵ所以上でゴミのポイ捨てに関するプロモーション活動を実施。2003年から渋谷区議会議員(3期12年)、2015年4月から現職(写真:的野弘路)

以前の渋谷は、若者が用事がなくてもたむろするような街というイメージがあります。ところが、最近の若者に話を聞くと、あまり渋谷に行くことがなくなったという声も少なくありません。こうした声を、どのように受け止めていますか。

 

長谷部健氏(以下、長谷部):観光客も増えましたけど、今でも(若者は)相当いますよ。尖った人たちは「裏」とか「奥」とか付くところにに行ってますよね。裏渋谷、裏原宿、奥渋谷などと渋谷らしいエリアが広がっています。(表と裏の)両方持っているところがいわゆる「シブヤ」のいいところだと思います。

 自分の行きたい店や好きな店、隠れ家っぽいところがあるのが、渋谷のいい面じゃないですか。メジャーでもマイナーでもなくて。

 それと、渋谷区内の笹塚などには若い人やクリエーターが集まっているので、いわゆる「シブヤ」らしさは区内で受け継がれていると思いますよ。

渋谷駅周辺はメジャーになり過ぎているのでしょうか。

長谷部:それもあるかもしれませんね。街が拡大している感じがします。ただ渋谷と恵比寿、渋谷と代官山などをつなぐエリアはチャンスだと思います。 

 今は渋谷で降りて渋谷で帰る人は、減っています。渋谷で降りて表参道で帰るなど回遊しています。今は山手線の内側で回遊する人が多いですね。僕らの時代は公園通りなど外側が多かったのですが。今度の再開発はそれが変わる刺激になります。

今は山手線で街が分断されている印象を受けます。

長谷部:もともとは外側が盛んだった時代があります。人はずっと集まってくる。再開発の工事が終わればもっと集まってくる。その時、恵比寿や代官山に向けて人の流れがもっと出てきて回遊性が高まるといいなと思います。

コメント3件コメント/レビュー

区長がしゃしゃり出てきちゃ駄目じゃん。噂が本当だったと証明することになる。
しかも、本文中で「渋谷駅前」が衰退してるの暗に認めちゃってるし。笹塚がいくら盛り上がって、あそこは渋谷区であってもいわゆる渋谷じゃないでしょ。出るんだったら、他はいいから渋谷駅前に若者を呼び戻さねば!(2017/09/14 16:24)

「企業は分かってない! 若者消費のウソ」の目次

「渋谷衰退説に区長が反論「シブヤは奥に広がる」」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

区長がしゃしゃり出てきちゃ駄目じゃん。噂が本当だったと証明することになる。
しかも、本文中で「渋谷駅前」が衰退してるの暗に認めちゃってるし。笹塚がいくら盛り上がって、あそこは渋谷区であってもいわゆる渋谷じゃないでしょ。出るんだったら、他はいいから渋谷駅前に若者を呼び戻さねば!(2017/09/14 16:24)

笹塚に長く住んでいます。
駅前の再開発で、狭くて安いコンドが立替になり、商業施設とオフィスと高級マンションのコンプレックスとなりました。当然、若いクリエーター系の人々が住めなくなりました。
クリエータ系の人が集うような活気のあるカフェもこの5,6年で消えていきました。
駅前には、電鉄のセンスとしがらみが詰まったビルができて、お洒落でもなければ、子育てに便利でもない中途半端な残念さが際立っています。
「笹塚が、笹塚が」と期待を込める区長の根拠が全く分かりません。(2017/09/14 15:16)

記者はいわゆる裏原宿をゆっくり歩いたことはあるだろうか?何年も定点観測したことはあるだろうか?

観光客相手の店は往々ににして数年で入れ替わる。なぜなら、観光客は、次から次へと流行の店を消費するので、数年で入れ替わらざるを得ない。店もそれを心得てハリボテの店を流行らせては店じまいする。堅実に商売をしようにも、観光客に荒らされて、本来のお客である地域の固定客や富裕層は来なくなってしまう。

こういった店に挟まれて、昔から住んでいると思しき民家が残っていることがある。そこには往々にして、駐車禁止、ゴミ捨て禁止、夜大騒ぎをするな、という看板がある。また、マンション等の建物の植え込みの縁や手すりには「座るな」との表示がかなりの確率である。つまり、観光客は違法駐車をし、ゴミを捨て、夜大騒ぎし、座れそうなところは人の家の植え込みでも手すりでも座り込むからだ。そこで飲食してゴミを放置するのも珍しくない。

つまり、観光客は流行り廃りで一時に集中して地域を荒らし、すぐに次の場所に行くだけで、それほどお金は落とさない。観光客が増えるのは住民にとっては住環境の悪化である。事業者にとっても結局それほどもうからない。従って、観光客が回遊しても区の経済が発展するわけではない。

原宿出身の区長がこのような有様を知らないのだろうか?知っていてあえて、人を集め回遊させようとしているのだろうか?発展と称して渋谷区のコミュニティーを破壊しているだけではないのか?

なぜ、そんなにあちこち開発して街を荒らしたいのか理解できない。しかも、どの開発も共産党やらオンブズマンやらに突つかれる脇の甘い杜撰な計画である。もちろん、近隣住民の納得などない。(近隣住民にメリットがないから、説得できない。)つまり、デベロッパーありきの計画で区の発展には貢献しない。

長年の渋谷区民としては、ふるさと納税で意思表示をしたい。区は開発で潤っているわけだから、少々の住民税が流出しても構わないのだろうと思っている。(2017/09/14 11:16)

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三品 和広 神戸大学教授