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政治家はなぜ失言するのか

サービス精神が信頼を損なう悪循環【大人の人間関係力】

  • 齊藤 孝=明治大学文学部教授

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2018年3月5日(月)

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 全く悪気はないのに、つい出てしまうのが「失言」だ。相手を怒らせたりあきれさせたり、場合によっては自身の信頼を失い、命取りになる場合も。ではどうすれば防げるのか。その原因と対策を考えてみよう。

(まとめ=島田 栄昭)

「余計なひと言」の原因は、サービス精神

齊藤 孝(さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。累計部数1000万部を超える著書を送り出したベストセラー作家でもある。2018年2月に、ビジネスに役立つ実践的な“人づき合いのコツ”をわかりやすく解説した『大人の人間関係力』を上梓。(写真:平野敬久)

 不用意な発言をした政治家が、国会やメディアで叩かれて窮地に立たされる……。残念ながら、昔も今もよくある光景だ。酸いも甘いも人一倍かみ分けてきたはずの大の大人たちが、なぜ子供でもハッとするような失言を繰り返してしまうのか。

 世間からは「本音が出た」「おごり」などと非難されるのが常だが、基本的に悪気はないだろう。恐らく根底にあるのは「サービス精神」だ。

 たいていの失言は、講演会など自身の支持者に囲まれた場で生まれる。そういう聴衆に「面白かった」と思ってもらいたい一心で、オープンな場では言えない裏話やきわどい意見を、しかも誇張や脚色を交えて披露してしまうわけだ。

「“ここだけの話”は通用しない」

 彼らを他山の石、または反面教師とさせていただくことは重要だろう。私たちの日常でも、やはり全く悪気はないのに、たった一言の失言で相手からの信用を失ったり、誰かを傷つけてしまったりすることはよくある。

 では、どうすれば避けられるのか。心構えを3つ紹介しよう。第1は、「“ここだけの話”は通用しない」ということだ。例えば酒の席では、その場にいない上司の悪口や、社内の人間関係などが肴になりやすい。その気持ちも分からなくはないが、参加した全員が翌朝にきれいさっぱり忘れているとも、一切口外しないとも限らない。

コミュニケーションが専門で、TVなどのメディアで活躍する明治大学教授の齋藤孝先生。“1000万部超え著者”でもある齊藤先生が、ビジネスに役立つ実践的な「人づき合いの技術」を1冊の本にまとめました。

コミュニケーションが少々苦手で、人間関係にストレスを感じ、仕事や生活が何だかうまくいかない――。『大人の人間関係力』は、そんな悩みを持つ人に向け、偉人たちの教えや自身の経験に基づく「人づき合いのコツ」をわかりやすく解説しています。

読めば、日々の人間関係のストレスから解消され、毎日がラクに。是非、お手に取ってご覧ください。

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ジョン・チェン カナダ・ブラックベリーCEO