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「絶対に嫌」なものから、⾃分の“核”を知る

バルミューダ寺尾社長「28歳で“大転身”できた理由」

  • 寺尾 玄=バルミューダ社長

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2018年6月13日(水)

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 とはいえ、変わるべき時の1つの目安はあります。「失敗」した時です。同じ失敗をしないためには何かを変える必要がありますが、その際は、失敗の本質的な原因を探って検討し、「大きく変えるかどうか」を判断しなければならない。

 これは逆説的に考えると、「変わるためには失敗が必要」とも言えます。無難な生き方や仕事の仕方をしていると、変わる機会を失って時代に取り残されてしまうかもしれません。

自分を変えられない理由

 「変え時」が分かったとしても、自分の生き方や仕事の仕方を変えるのは至難の業。これまで親や先生、知人から、何らかの指摘を受けて「変わらないとね」と言われたことはありませんか? ありますよね? でも、変われましたか?

 恐らく「変わろうとしなかった」もしくは、「変わろうとしていろいろ試したけど失敗した」という人がほとんどでしょう。自分を変える難しさは、誰よりも自分自身が知っていると思います。

 では、どうしたらいいか。自分を変えるためには、まずは自分の「コア」を知ることです。

 コアとは自分の核となるもので、「芯」や「軸」と言い換えられる「譲れない大事なもの」です。大人であればコアを持っていない人はいませんが、そのコアに気づいていない人も少なくありません。

 自分のコアが分かっていない人は、自分を変えようとしてもうまくいきません。そういう人は、「夢や目標に共通性がなく、他人から信用されない」「同じ失敗を何度も繰り返す」「常に文句を言いながら生きている」といった傾向がある。だから、闇雲に変わろうとしてもダメなんです。

コアは「絶対に嫌」から探る

 自分のコアが何かを探るには、「これだけは嫌だ。断る」というものを考えてみるといいでしょう。「周りがどう言おうと、絶対に嫌だ」というものから、自分のコアの外郭が見えてきます。

 私の場合、「退屈な日々を過ごすのが絶対に嫌」「人と同じことをするのが絶対に嫌」なんです。そこから思考を深めていくと、私のコアの中に「クリエーティブなことをしていたい」というものがあることが分かりました。

「退屈な日々を過ごすのが絶対に嫌」「人と同じことをするのが絶対に嫌」(写真:andreypopov/123RF)

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