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メルカリ躍進の原点は「ミクシィでの教訓」

4年で“時価総額1000億円” メルカリ新社長が語る急成長の理由

  • 小泉 文明=メルカリ社長兼COO

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2017年9月8日(金)

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 不要になった商品を個人間で売買できるフリーマーケットアプリで国内最大手のメルカリ。今年4月にダウンロード数が5000万を突破。6000万に届くのも時間の問題だろう。2016年には年度決算が初めて黒字化。さらには今年7月、「株式の上場を東京証券取引所に申請した」と報じられた(メルカリ側はその後、報道内容を否定)。
 後発組のメルカリは、プロダクトのクオリティーやマーケティング力の高さで出遅れをリカバリーしてここまで成長したと世間では受け取られている。しかし、そうした見方はメルカリの一面しか捉えていない。急成長を支えているのは、同社に根づくユニークな価値観と、それを働き方に取り入れている社員一人ひとりの力でもある。メルカリ急成長の秘密を、新社長の小泉文明氏が語った。

(まとめ=呉 承鎬)

小泉 文明(こいずみ ふみあき)氏
メルカリ社長兼COO。早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBC(現・大和証券)でミクシィやディー・エヌ・エーといったIT企業のIPO(新規株式公開)を担当。2007年にミクシィに転職し、執行役員CFOとしてコーポレート部門を統轄する。12年に退任後、スタートアップ支援を経て、13年12月メルカリに入社。14年3月取締役就任。17年4月、創業者の山田進太郎氏から引き継いで現職に就く。(写真=稲垣純也)

 当社のフリマアプリ「メルカリ」は後発だったにもかかわらず、おかげさまで急成長してきました。その原動力は当社の「バリュー」にあると考えています。

 このバリューは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」という当社のミッションに基づいて決めたものです(編集部注:会社の目的に当たり、「ビジョン」と表現する企業も多い)。バリューは「ミッションの達成」というゴールから逆算して決めた「重要な価値観」を指し、経営陣の好みで定めたものではありません。同時に「ミッションを達成するために、当社が社員の皆に求める行動様式」でもあります。

 バリューは次の3つです。

■Go Bold
大胆にやろう

 ミッションが視野に入れている「世界」では、激しい競争が起きています。売り買いの場を提供する「マーケットプレイス」事業は参加者数がサービスの価値を決め、2位以下は生き残れない“勝者総取り”。果敢にリスクテークして攻める姿勢は、勝つための絶対条件です。

■All for One
全ては成功のために

 チームワークを非常に重視します。最高のプロダクトを作り、非常に困難なミッションを達成するには、「メンバーの力を結集する」精神が欠かせません。

■Be Professional
プロフェッショナルであれ

 社員一人ひとりがオーナーシップを持って自由闊達に働き、専門スキルを磨き続けてほしいと考えています。

 3つのバリューを3年以上掲げてきましたが、これは結果論で、私たち経営陣は年に1回バリューを再検討してきました。「会社の存在理由であるミッションは不変。しかし、バリューは事業の状況次第で、より良いものに進化させていくべき」と考えているからです。

年に数回開かれる経営陣の合宿では、バリューの再検討も議題に上がる(小泉氏は後列の一番左。前列の左から2人目が、創業者の山田進太郎氏)

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長