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上場マネーフォワード、“大コケ”から得た学び

「起業で失敗は当たり前。次の仮説検証に移ればいい」

  • 辻 庸介=マネーフォワード社長

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2017年10月2日(月)

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 自動家計簿アプリや法人向けクラウドサービスを手がけ、フィンテック(Fintech)の旗手として注目を集めるマネーフォワード。9月29日に、東証マザーズに上場した。

 起業家として最初に手掛けたソーシャルサービスで失敗しながらも、その後、わずか5年で上場。「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げる社長の辻 庸介氏が、起業の原点と、フィンテック事業の先に見据える未来を語った。

(聞き手=日経ビジネス アソシエ編集部 米田 勝一)

辻 庸介(つじ ようすけ)氏
2001年京都大学農学部卒。ソニー入社。04年マネックス証券出向(その後転籍)。11年米ペンシルべニア大学ウォートン校MBA修了。12年マネーフォワード設立。17年9月29日、東証マザーズに上場。(写真=菊池くらげ)

個人向けの自動家計簿・資産管理サービスから始まり、ビジネス向けのクラウド会計サービスまで事業が急拡大しています。マネーフォワードのミッションは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」ですが、これはどういう意味なのですか。

 お金って手段ですよね。物々交換のための。でも、この単なる手段のために、我々の人生はものすごく制約を受けているし、そういう人生はあまり楽しくない。だから、お金からある程度自由になりつつ、お金をうまく使えるようになるためのお手伝いをしたいと思ったんです。

 日本人はお金の使い方・扱い方に関する教育を十分に受けていないし、お金の話は、依然として、後ろめたいものとして捉えられがち。「お金を前へ。」は、そうした現状の改善に役に立ちたいという気持ちを表現した言葉です。

最初に手がけたソーシャルサービスが大コケ

そもそも、お金に着目したサービスで起業しようと考えたきっかけは何だったのですか。

 私は、大学卒業後、ソニー、マネックス証券を経て2012年にマネーフォワードを設立しました。35歳の時です。

 マネックス証券時代に、人生におけるお金の“制約”の大きさを実感したのがそもそものきっかけです。あと、ソニー時代は経理部に所属していたのですが、当時感じていた経理業務の面倒さに対する個人的な怒りも理由の1つですね(笑)。これは、弊社が手がけるビジネス向けクラウド会計サービスの原点になっています。

 最初に始めたのは、「マネーブック」というお金をテーマにしたソーシャルサービス。自分の資産をオープンにすれば、他のユーザーの資産を匿名で閲覧できるというものです。お金に関する有効な教育法の1つは、うまくいっている人の手法を学ぶこと。どんな資産運用によってどれくらいの儲けや損が出ているかを閲覧できるサービスだったんですが、1日の利用者数が10人ほどにしか伸びず大失敗。すぐに閉鎖しました。

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