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「残業代を減らして喜んでいる経営者は愚かだ」

働き方改革の先駆者、カルビーの松本晃会長兼CEOが直言

  • 松本晃=カルビー会長兼CEO

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2017年11月15日(水)

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「仕事量は減らないのに、会社からの“強制時短”は厳しくなる一方。残業代が減るだけで、一体何の得があるのか」――。「働き方改革」に関しては、まだ“懐疑派”の方が多いのが現実かもしれない。そうした中、カルビーは働き方改革に先進的に取り組み、8期連続の増収増益を果たしている。その旗振り役で、会長兼CEOの松本晃さんに、社員も納得する「働き方改革成功の秘訣」を聞いた。

(聞き手=藤原達矢/写真=稲垣純也)

「働き方改革」が浸透しない理由

何のために「働き方改革」を行うのか、疑問を感じている人も多いようです。

 働き方を変える目的がはっきりしていないからでしょう。そこが明確にならないと人は動きません。なぜ「働き方改革」を進めるかといえば、一言で言うと今より「成果を上げるため」。ひいては「社員が豊かになるため」のはずです。

 にもかかわらず、働き方改革の目的を明確にしないまま、残業時間の削減ばかりに議論が集中するのはナンセンスの極みです。

 豊かさとは「金銭的」なものだけとは限りません。今の時代は「時間的」とか「社会的」な豊かさを求める人が増えていますから、会社はそれに応える必要があります。

 成果は、必ずしも労働時間に比例するとは限りません。生産性を向上させれば、短時間でも成果は上がります。

 そのために経営者は、効率良く働ける環境や制度を作ってあげる。成果が出ない原因が会社側にあるなら、それを取り除いてしまえというのが私の考えです。

 カルビーも全員の働き方が180度変わったわけではありません。ただ、私は社員に「会社が評価するのは成果」というメッセージを常に伝えています。

 すると、少しずつ自分で考えて働き方を見直す社員が出てくる。世の中、制度を変えたからと言って「ヨーイドン」で全員が同時に走り出すことはあり得ません。すぐに飛び出す社員もいれば、いまだに動かない社員もいますが、全体としては、徐々に会社が示した方向へ変わっていくものです。ですから全員がついてこなくても「会社の方針はこうだ」ということを常に示さなくてはなりません。

コメント6件コメント/レビュー

この記事は、事務系、営業系に効果ありますね。
それに伴い1日8時間拘束を見直し、フレックスタイム制導入して
月の目標クリアなら8H✕20日=160H/月以下でも良しとする勤務体系必要でしょう

尚、そうなると無駄な会議を長々やるのは、経営陣、上級管理職に任せる形が
出来てくるのでは。
また、無駄な日報などもより簡潔になり、廃止も出来てくるかもしれませんね

今の企業は会議、日報、報告書作成のムダ時間多すぎますね。(2017/11/16 12:14)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

この記事は、事務系、営業系に効果ありますね。
それに伴い1日8時間拘束を見直し、フレックスタイム制導入して
月の目標クリアなら8H✕20日=160H/月以下でも良しとする勤務体系必要でしょう

尚、そうなると無駄な会議を長々やるのは、経営陣、上級管理職に任せる形が
出来てくるのでは。
また、無駄な日報などもより簡潔になり、廃止も出来てくるかもしれませんね

今の企業は会議、日報、報告書作成のムダ時間多すぎますね。(2017/11/16 12:14)

成果主義と簡単に言いますが、その成果を誰がどの様に評価しするのかが物凄く難しいのです。
多くの会社は失敗しています。
カルビーの場合はたまたま上手く行ったと思った方が良いと思います。
世の中の経営指南書何ぞクソの役にも立ちません。(2017/11/15 16:02)

カルビーの例はレアケースだと思います。そんな意識の高い経営者ばかりならいいのですが、別に社員を気遣って残業を減らそうとしているわけではなく、残業代(コスト)を減らすために「働き方改革」をしていると思います。残業代が欲しくて残業しているわけではなく(そんな人もいるかもしれませんが)、仕事が増えるのに人数はそのままかむしろ減るという状態では残業するしかないでしょう。
クールビズも同様です。誰も地球環境なんか気にしていません。光熱費が減るからです。(2017/11/15 15:56)

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