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アパホテル、繁忙期の料金高騰に不満相次ぐ

元谷外志雄代表・芙美子社長が夫婦で語る料金の秘密

2017年11月6日(月)

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日経ビジネスが実施したホテル満足度調査で、アパホテルズ&リゾーツはランキング対象となった35のビジネスホテルの中で最下位だった。1つの大きな要因が、繁忙期の値段の上昇が他のホテルチェーンと比べると大きいことだ。日本最大級のホテルチェーンへと急成長を遂げたアパホテルの元谷外志雄グループ代表と元谷芙美子社長に話を聞いた。

■関連記事:エアライン・ホテル満足度調査の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。「出張で使いたい航空&ホテルはココだ 満足度で国際線トップはカタール航空、国内線はJAL

ホテル満足度調査では特にコストパフォーマンスのスコアが低く、「繁忙期の料金高騰が激しすぎる」など厳しい意見が多くありました。

元谷外志雄・アパグループ代表:(日経ビジネスが満足度調査の対象とした)管理職の人ほど目線が厳しいですからね。厳しい目線で評価いただけるのは、ありがたいですね。

 ただし、一般論で言えば、価格設定がうまく機能して宿泊料金を上げれば、利用者の評価は下がる。価格設定が不十分で、高く売れる日に安く売っていれば評価は上がる。裏を返せば評価が低いということはそれだけ、うちは価格設定がうまいと言えなくもないですね。

元谷芙美子・アパホテル社長:経営がうまいかもしれない。

外志雄代表:だから、非常に高い評価を維持しているホテルは、本来高く売れるのを安く売っているから評価が高いとも言える。

芙美子社長:安くお売りになっている可能性はあるかもしれない。

外志雄代表:コストパフォーマンスで考えると、こんなにいいホテルがこんなに安いんかとなるわね。逆に値段をこれだけ出したんだからもっといいのかな、と行ってみたら部屋が狭いじゃないかと。

芙美子社長:いろいろな思いがありますからね。

外志雄代表:一人一人の考えですから。

アパホテルグループの元谷外志雄代表とアパホテルの元谷芙美子社長(写真:竹井 俊晴、以下同)

値段が安いホテルは適正な利益が出せていない可能性もあるということですね。

外志雄代表:どんなホテルがいいホテルかという考え方ですよね。私はやはり、儲からないホテルはいいホテルと言えないと思います。赤字で破綻するようなことがあれば、社会に対しても従業員にも迷惑をかけます。

芙美子社長:需要を掘り起こして、雇用を創出する。納税の義務もしっかり果たします。赤字のホテルでは貢献度が小さいですね。

外志雄代表:調査結果はどう読むかはそれぞれあると思いますが、いずれにしてもうちとしても利用者の評価を上げていこうと今、努力中です。

芙美子社長:評価を上げるように努力します。

「日本は資本主義市場経済だから値段は需給で決まる」

宿泊料金はどのように設定しているのでしょうか。

外志雄代表:日本は資本主義市場経済ですから、需要の多い日はそれなりに高くなりますし、需要のない日はやっぱり安く売らなければ売れないので安くなります。値段に対してお客様が選んで泊まっていただいています。

 しかし無限大に値段を上げているわけではありません。例えば海外のオリンピック大会で、開会式の前日や会場に近いホテルは、とんでもない値段になります。私は多くの五輪の開会式に参加しているので、そうした状況を目の当たりにしてきました。

 うちは「それはちょっとどうなのかな」ということで、上限を設けてその範囲までは各ホテルの支配人が需要予測をして値段を決めています。

コメント58件コメント/レビュー

アパは以前はよく使っていたが、現在は会社規定の金額を外れるようになり、使わなくなった。
上位5%では、こちらも相当努力しないとね。
ただし、その連中も会社への実費請求とは別に、会員になっておけばキャッシュバック等の見返りが個人で得られると言う、少々グレーなメリットがあるから泊まるのだろう。
世の企業のコストカットとコンプライアンス向上が進むにつれ、そのやり方は通用しなくなって行くだろう。

ただ、このホテルの一番のメリットは、中華やハングルの観光客が絶対に泊まらないホテルということだ。
理由は割愛するが、あの騒がしく邪魔な集団が居ないだけでかなり良いホテルなんだが。(2017/11/09 13:31)

「後悔しない航空&ホテル」の目次

「アパホテル、繁忙期の料金高騰に不満相次ぐ」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

アパは以前はよく使っていたが、現在は会社規定の金額を外れるようになり、使わなくなった。
上位5%では、こちらも相当努力しないとね。
ただし、その連中も会社への実費請求とは別に、会員になっておけばキャッシュバック等の見返りが個人で得られると言う、少々グレーなメリットがあるから泊まるのだろう。
世の企業のコストカットとコンプライアンス向上が進むにつれ、そのやり方は通用しなくなって行くだろう。

ただ、このホテルの一番のメリットは、中華やハングルの観光客が絶対に泊まらないホテルということだ。
理由は割愛するが、あの騒がしく邪魔な集団が居ないだけでかなり良いホテルなんだが。(2017/11/09 13:31)

リゾートホテルなどとは違ってアパの場合は仕事や会食を終えてから寝に帰ってくるだけのパターンが多いから、平日料金がリーズナブルであれば、それでいいのではないか?週末にプチ贅沢をしたいのなら、もう少し奮発して別のホテルに泊まればいい話だし。(2017/11/09 08:18)

昔、大垣で泊まったことがあるが、シャワーを使えば排水が悪く足元は汚れた湯で一杯になるし、カードキーを抜いたとたんに電気が切れるので、部屋のドアを開けてから抜かないと真っ暗になってしまうし、ホントに狭い部屋でベッドも言うほどに広くは無いしで、散々だった記憶しかない。
むろん、それ以降は大垣へ行っても別のホテルに泊まったし、大垣に泊まらずに岐阜羽島に泊まったりした。
この記事を読み進めていくうち、不愉快な気分なった。
これからも絶対に泊まらない。(2017/11/08 16:59)

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