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日本柔道復活を支えた食事・練習サイクルとは?

食後すぐの練習はパフォーマンス向上に悪影響

  • 松尾直俊=フィットネスライター

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2016年11月4日(金)

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 4年前のロンドン五輪、柔道男子日本代表のメダルはゼロ。柔道発祥国の面目は潰れ、男子柔道の危機とまで言われた。そして4年後の今年、リオデジャネイロ五輪。男子73㎏級の大野将平、90㎏級のベーカー茉秋の金メダルを筆頭に全7階級でメダルを獲得。復活と躍進を遂げたことは記憶に新しい。井上康生監督の元で総務コーチの任を務めた日本体育大学運動器外傷学研究室の岡田隆准教授に、ニッポン柔道の復活を支えた最新の科学的トレーニング法のエッセンスを聞いた。

 ロンドン五輪後、男子柔道監督に就任したのは、2000年シドニー五輪の金メダリスト、井上康生氏。井上氏は、日本の「柔道」と国際的なスポーツである「JUDO」の違いを明確に捉え、選手達はもちろんのこと、コーチやスタッフ、周辺の関係者にまでも意識改革を促した。チームが一丸となって臨んだ結果が、お家芸の復活となったのだ。

 そしてロンドン五輪直後から、井上氏の下でチームの一員となり、総務コーチの任を務めてきたのが、日本体育大学運動器外傷学研究室の岡田隆准教授だ。

柔道日本代表の総務コーチ・岡田隆氏(写真右)が導入した最新の食事・トレーニング法が、リオ五輪での復活をもたらした。
[画像のクリックで拡大表示]

 岡田氏は理学療法士でもあり、日本体育協会公認アスレティックトレーナーをはじめ、数々の指導資格を持つ。また、選手の指導だけではなく、研究やトレーニングの結果を実証すべく、自らもボディビルダーとしても活躍している人物である。

 この岡田准教授による食事やトレーニングのアドバイスによって、体脂肪率を20.5%から14.6%と約6%減らしたり、筋肉量を約15kg増やしたりする選手も現れた。今回は、日本代表選手たちにこうした劇的な変化をもたらした、体づくりのためのトレーニングや食事方法、日常生活における行動などを、ビジネスパーソンにも役立つ形でお届けしていこう。

三大栄養素を「いつ」「どれくらいの割合」で食べるか

 「体づくりと食事、つまり栄養補給は密接な関わりがあります。いつ、どんな時に何を食べるか。それによって、効率的なフィジカル強化ができるのです」(岡田准教授)

 そのためには、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の三大栄養素を“いつ”、“どれくらいの割合で食べるか”ということが重要になってくる。

 「これまでも指導されてはいたのですが、私が就任した頃、選手たちは普段は食べたいものを食べ、試合前になると規定の体重にするために絞り込んでいくというのが大半のやり方でした。過去の日本選手は、圧倒的に柔道の技術力が高かったので、それでも勝つことができた。でも、その技術が徹底的に研究され、ルール改正も重なり、技の巧みさだけでは勝てなくなったというのが正直なところだと思います」(岡田准教授)

 海外選手の圧倒的なパワーとスピードに対して、技の技術だけでは対抗できなくなった。そこで、岡田准教授は、練習や稽古の“質”を高めるためにも、体脂肪を減らして筋肉量を増やして体重を維持するという、ボディビルダーの体づくりの基本的な考え方を選手達に徹底して指導していった。

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