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「前屈できない=体が硬い」は間違いだった!

全身の硬さのアンバランスが問題、最新の柔軟性チェック法とは?

  • 松尾直俊=フィットネスライター

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2018年2月13日(火)

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体を健康的に保ち、いつまでもパワフルに働くには、正しい運動と食事、そして休息のバランスが取れた生活が必要だ。そこで、著名なフィジカルトレーナーである中野ジェームズ修一氏が誤った健康常識を一刀両断。効果的で結果の出る、遠回りしないための健康術を紹介する。 今回は体の若々しさの一つの指針ともなる「柔軟性」について。「体が驚くほど硬い」と思っている人も多いが、それは事実なのだろうか。過剰な柔軟運動は逆にケガの原因になる恐れもある。そこで今回は、体の硬さの正確な判定方法について中野さんに教えてもらった。

 「体が硬い」と一概に言われることが多いが、全身すべてが硬い人はそうはいない。「フィジカルトレーナーが、何をもって体が硬いか、あるいは柔らかいかを判断するのか、分かりますか?」と中野さん。「必ず硬い部分とそうではない筋肉があるはずなのです」と続ける。どの部位が固くなっているのかを正確に知らなくては、適切なストレッチで柔軟性を取り戻すことはできないのだ。

「体が硬い」と一概によく言われることが多いが、全身すべてが硬い人はそうはいない。前屈だけでは体の柔軟性は判断できない。(c)jedimaster-123RF

 「体が硬いと言われる人の大部分は、全身の筋肉が凝り固まっているわけではありません。チェックしてみると、実は、硬い部分と適度な柔軟性を保っている部位、そして柔らか過ぎる部分が混在していて、その差が大き過ぎるのが特徴なのです」(中野さん)

「前屈ができない=体が硬い」は間違い

 体の柔軟性を試す時、大部分の人が立位や座って脚を前に伸ばした状態から、前屈をすることが多いはず。それで床や足先に手が届かないと、「体が硬い」と判断してしまう。

 「前屈を行って、床や足先に手が届かないのは、お尻の大臀筋(だいでんきん)や太もも裏のハムストリングスが硬くなっているだけです。もしかしたら、ほかの部位の筋肉は十分な柔軟性を保っているかもしれません。そして、柔軟性がある部位はストレッチの必要性はありません」(中野さん)

 一部に硬過ぎる筋肉、あるいは必要以上に張りがなくなっている筋肉が混在している状態でも体が硬いと感じるし、加えて体の安定性も損なわれているのだ。

 「実は全身すべての筋肉が硬いほうが、まだ良い状態です。例えば、テントのポールを立てる時には、2本のロープがピンと張っていれば、ポールは真っ直ぐに立ちますよね。人の体もそれと同じで、相対する筋肉の硬さのバランスが取れていれば、体は安定するのです。とは言っても、日常生活の動きはもちろん、スポーツをするにしても柔軟性があるほうがケガをしにくく、動きも滑らかで、健康的に過ごせることは確かです。その場合、硬くなっている筋肉だけをストレッチをして柔らかくしてください」(中野さん)

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