• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

スポーツの疲労回復に入浴は良い? 悪い?

温度調節がカギ、熱すぎるお風呂は逆効果

  • 松尾直俊=フィットネスライター

バックナンバー

2017年12月15日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

体を健康的に保ち、いつまでもパワフルに働くには、正しい運動と食事、そして休息のバランスが取れた生活が必要だ。そこで、著名なフィジカルトレーナーである中野ジェームズ修一氏が誤った健康常識を一刀両断。効果的で結果の出る、遠回りしないための健康術を紹介する。今回は、仕事や運動の疲れを取るために役立つ入浴について。冬の寒い時期、熱い湯に浸かりたいという人もいるが、それがかえって逆効果になることもある。運動や仕事の後の入浴法について語ってもらった。

入浴により、冬場の体の冷えが解消されたり、血行が良くなったりする。しかし、スポーツ後の疲労を取るのが目的なら、熱めのお湯に長時間入ることは要注意だ。(c)Bhakpong Rattanasaroj-123RF

 野外での運動や帰宅途中に寒風にさらされた後は、お風呂で十分に温まりたいと考える人も多いことだろう。確かに入浴は体を清潔に保つだけでなく、冬場の体の冷えが解消されたり、血行が良くなったりするとされる。「しかし、スポーツ後の疲労を取るのが目的なら、熱めのお湯に長時間入ることには注意が必要ですね」と中野さんは語る。

熱い風呂は血行を阻害、疲れも取れにくい

 「お風呂に入ると血行が良くなる印象がありますが、実はお湯の温度が高過ぎると、血管が収縮して血圧の変動が大きくなってしまう恐れが指摘されています。そのため、運動後だと筋肉中に蓄積している疲労物質の排出が遅くなってしまう、という見解がトレーナーの間では常識となっています」(中野さん)

 その点について、東京都市大学で入浴を医学的に研究している早坂信哉教授(医学博士)に聞くと、42度以上の熱い湯に長時間入ると、交感神経が高ぶり、血圧と脈拍の上昇をもたらして、筋肉の硬直を招くという見解だった。それに伴い、胃腸などの内臓の働きは弱まるという。

 「若い頃は熱いのが苦手でも、年齢を重ねるうちに温度の高い湯に入るようになる人もいます。これは熱いのが好きになったのではなく、皮膚感覚が鈍ってきているからです。それでも長時間入っていると、脱水によって血液の粘性が高くなり、血栓などもできやすくなります。ですから、高齢になればなるほど、一層の注意が必要になってくるのです。ゆったりと浸かりたいのであれば、40度くらいのお湯に入るのが理想的だと思います」(中野さん)

オススメ情報

「[中野ジェームス修一]遠回りしない体メンテ術」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

国内で人材が集まらないような環境であれば、外国人労働者にとっても魅力的ではなく、中長期的な定着など望むべくもない。

石橋 未来 大和総研政策調査部研究員