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飲み会帰宅後に風呂で死にかけた人の末路

血圧の激しいアップダウンに要注意

  • 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト

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2017年12月8日(金)

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酔っ払うと風呂に入りたくなる人は少なくない。だがそれは危険と紙一重だ。(c) PaylessImages-123RF

 この忘年会シーズン、楽しくお酒を飲んでいますでしょうか。

 「酔っているときほどお風呂に入りたくなる」というのは私だけではないでしょう。お酒を飲むとなぜか気が大きくなって、「お風呂で汗をかいて酒を抜こう!」とやらかしてしまう、という話を酒好きの知り合いからも聞きます。でも、実際には汗をかいてもお酒は抜けません。

 実は、1年ほど前の寒い日に、「命の危険」を感じる体験をしました。そう、酔った状態でお風呂に入ったのです。ただ、酔っているといっても前後不覚になるほどではありませんでした。記憶も意識もきちんとある状態で、冷えた体を温めようと、帰宅早々、44度のお湯をはった湯船に浸かったのでした。

 異変を感じたのは湯船に浸かって5分ほどしてから。頭がカーッと熱くなった後、全身が心臓になったかのような激しい動悸が起きました。そして慌てて湯船から出ようとして急に立ち上がった途端、今度はめまいに襲われたのです。

 水を飲み、しばらく脱衣所でうずくまっていたところ、なんとか症状は治まりました。あのときは本当に「私の人生はこれで終わりだ…」と感じました。俗に言う「ヒートショック」だったのです。

飲酒後の入浴はなぜNGなのか?

 飲酒時の入浴は、世間一般的にNGだといわれています。それは知っていたのですが、これまでひどい目にあったことがないため、ついつい繰り返していたのです。しかし、あの1年前の件で、もうこれはやってはいけないことなのだと心底痛感しました。あまりに恐くて、その後しばらくはお酒が飲めなくなったくらいでした。

 だけど、入浴後の飲酒はどんな根拠でいけないといわれるのでしょうか? そして私自身が体験した激しい動悸やめまいは何が原因だったのしょう。ヒートショックに詳しい横浜労災病院院長の梅村敏さんに話をうかがいました。

「酒好き医師が教える忘年会対策」のバックナンバー

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