• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

駅伝で無敵の青学、選手は大事な“商品”!?

2017年1月11日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 いやはや、すごいセールスマンである。彼の活動を経済効果に換算したら、いったいいくらぐらいになるのだろうか。

 様々なテレビ番組に出演するや、自説を唱え、選手たちの横顔を紹介する。そのたびに大学の名前も紹介され、陸上競技部の存在も認知される。そして臆することなく優勝を宣言する。こうしたテレビ出演も有力選手の勧誘につながっていく。しかも有言実行で、チームは抜群の成績を残し続けている。

 先の第93回箱根駅伝で完全優勝(往路復路ともに1位)を成し遂げた青山学院大学。これで2015年から3連覇を達成し、出雲全日本大学選抜駅伝、全日本大学駅伝を加えた大学駅伝3冠にも輝いた。その青学陸上競技部(長距離ブロック)を率いているのが原晋監督である。

 いまスポーツ界で最も注目されている指導者の一人といえるだろう。

駅伝で無敵を誇る青山学院大学。その強さの秘密は、原晋監督の類まれな「ビジネス感覚」にある。(©PaylessImages-123RF)

組織論の講演会も大人気

 箱根駅伝のレース後、原監督は自軍の強さをこう表現した。

 「これは“チーム青山”の勝利。個々の選手が自立して、私がいなくても強くなれる組織となった」

 この言葉に、彼の目指す理想とチームのあり様が集約されている。

 実は、私のパソコンにも彼が頻繁に顔を出す。調べたいことを検索しようとすると、右上の広告スペースになぜか原晋監督が登場するのだ。

 「強い組織をつくるにはどうしたらよいのか?」
 ビジネスにも有効な組織論。いま、講演会で大人気。
 原晋監督のお話を聞いてみませんか。

 そんな文言で彼の講演を勧めてくる。

コメント2件コメント/レビュー

原監督の指導法は良いと思うのだが、弁舌が軽くて嫌いだ。原監督もさらに上を目指すのならば、持久系競技関係者に好かれなくとも嫌われない表現を身に付ける必要がある。(2017/01/11 13:20)

オススメ情報

「青島健太「スポーツ社会学」」のバックナンバー

一覧

「駅伝で無敵の青学、選手は大事な“商品”!?」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

原監督の指導法は良いと思うのだが、弁舌が軽くて嫌いだ。原監督もさらに上を目指すのならば、持久系競技関係者に好かれなくとも嫌われない表現を身に付ける必要がある。(2017/01/11 13:20)

正月の箱根駅伝のぶっちぎり優勝で3年連続3冠を達成した後の監督インタビューについて、ネットでは敗れた他校に対するリスペクトがない、との批判が見受けられました。しかし私はこれこそ青学の強さではないかと思います。
これまでの伝統校の戦いは、過去に箱根を走ったOBが監督となりその経験とカリスマ性で引っ張ってきた。言わば成功体験の継承です。ビジネスではそれは時として問題を生じ、改革や進歩のためには逆に自己否定が求められることも稀ではありません。原監督はまさにそういう経営者なのだと感じます。
だから伝統や他校の存在は眼中にない、インタビューの中で目指すは東京オリンピックの選手を輩出することと語った監督の思いが、選手にさらなる高い目標を与え意欲を掻き立てている、当分は青学の天下が続くことでしょうし、青学を越えるチームがあるとしたら正にこの青学のマネジメントを取り入れた学校だと思います。(2017/01/11 09:37)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

国内で人材が集まらないような環境であれば、外国人労働者にとっても魅力的ではなく、中長期的な定着など望むべくもない。

石橋 未来 大和総研政策調査部研究員