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最年少で卓球日本一、平野美宇の言霊戦法に学ぶ

五輪代表の石川選手も呆然…“予想外ショット”の秘密とは?

2017年2月4日(土)

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 16歳9か月。史上最年少で卓球日本一に輝いた平野美宇選手のここまでの歩みとその言動を考えると、私たちにも大いにヒントがあると思った。

 彼女が卓球日本一をかけて戦ったのは、1月22日に行われた卓球全日本選手権女子シングルス決勝(東京体育館)。相手は、五輪2大会連続のメダリスト、大会4連覇を狙う女王・石川佳純選手(23歳)だった。

史上最年少で卓球日本一に輝いた平野美宇選手。五輪代表の石川選手を呆然とさせた、その成長の秘密は何だったのか?(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

リオ五輪メダリストの石川が呆然自失

 準決勝をともに4対0のストレートで勝ち上がってきた平野と石川の激突。平野の勢いには目を見張るものがあったが、石川は去年も決勝で平野を破って優勝している。しかも昨夏のリオデジャネイロ五輪では、団体とはいえ福原愛、伊藤美誠とのコンビで銅メダルを獲得している。経験豊富な石川は、今や世界トップクラスの選手である。

 いくら進境著しい平野と言っても、まだ16歳の若手。強気の石川が軽く蹴散らすのだろうと思っていた。

 ところが平野の攻撃的な卓球に、石川はまったく歯が立たなかった。第1ゲーム、第2ゲームといきなり平野が連取すると、第3ゲームで石川がなんとか意地を見せたが、平野の怒涛の攻めは止むことがなかった。続く第4ゲームを平野が取って、第5ゲームを石川が取り返したものの、王手をかけた第6ゲームは、勢いに勝る平野が石川を寄せ付けず、11対6で取って(ゲームカウント4対2)史上最年少での初優勝を決めた。

 4連覇を逃した石川の言葉が、起こった事態をよく物語っていた。

「正直何が起こったか分からない…」

 そう、石川は、まさかこの年下の相手に負けるとは思っていなかったのだろう。そして、その一方的な展開の中で「焦ってしまった」と言った。

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「最年少で卓球日本一、平野美宇の言霊戦法に学ぶ」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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