• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

五輪控え環境整う、プロ転身で通用する条件は?

今の立場に満足せず、自信と誇りを持ち続けられるか

2017年4月22日(土)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今回は、スポーツ選手におけるアマチュアとプロの違いについて考えてみたい。例えば、マラソンの川内優輝選手。

 学習院大学を卒業後、実業団の強豪チームに所属することなく、埼玉県庁に職を得ながら単独で練習に取り組んでいる。職場への通勤をランニングで行ったり、週末に各地で開催されるマラソン大会に練習を兼ねて頻繁に出場したりする。

2016年4月のチューリッヒマラソンで優勝した川内優輝。(写真=AP/アフロ)

 練習メニューも自分で考えて、遠征の手配も自分自身で行う。マラソン界の中では独立した存在で、すべてを個人でマネジメントしているという点では、プロ意識の極めて高い選手といえるだろう。

 しかし、県庁に就職している立場で言えば、純然たるアマチュアの選手ということになる。

 逆に実業団の選手たちは、競技を問わず、その多くがスポーツを仕事にしている。実業団の選手たちは、会社員でありながらも一般的な仕事はせずに、スポーツに専念する環境を与えられている。なかには契約社員として高額な年俸でプレーしている選手もいるが、多くは会社員の給与で選手生活を送っている。社業に従事することなくスポーツだけをしているという点では「プロ」と呼ぶべきだろうが、身分上はアマチュアの選手ということになる。

 こうした理由から、どんな立場のどんな選手を「プロ」と呼ぶかは、契約の内容や本人の考え方次第になってくるので難しいのだ。

コメント0

「青島健太「スポーツ社会学」」のバックナンバー

一覧

「五輪控え環境整う、プロ転身で通用する条件は?」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官