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2000本安打の荒木、“守りの人”大変身の秘訣

バッティングは大の苦手、落合元監督の長所進展法が奏功

2017年6月13日(火)

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 プロ野球で2000本安打を達成した打撃の匠を「素直な性格で打ってきた人」と言っては失礼だろうが、それは覚悟のうえだ。

 現役生活22年。中日ドラゴンズの荒木雅博選手(39歳)が、6月3日の楽天戦で史上48人目となる2000本安打を記録した。ホームラン33本は2000本達成者の中で最少ならば、シーズンで一度も二桁本塁打を記録していないのも荒木だけである。

2000本安打を記録しても「まだ打撃には自信がない」と中日・荒木選手。長所の守りと足を伸ばす中日の環境にも救われたとか。(©amanemark-123RF)

 荒木に会ったのは、2000本まであと10本と迫った横浜スタジアムだった。「トラ(後述)、もうすぐだね」と声を掛けると、いつもの柔らかい笑顔が返ってきた。

 「ここまで来るのは本当に大変でしたから、残り(10本)は1本1本味わいながら打ちたいと思います(笑)」

 彼の言う「ここまで来るのは本当に大変でしたから…」をひと言で表現すれば、若い頃はまったく打てない選手だったのだ。内外野の守りは上手く、足も速いのだが、非力でバッティングがさっぱり。

 1995年にドラフト1位で熊本工高から入団したものの、その後5年間で打ったヒットはわずかに15本。途中、足を活かすためにスイッチヒッターにも挑戦したが、結局芽が出なかった。

 それでも彼が二塁手として出場のチャンスをつかんだのは、守備範囲の広い鉄壁の守りとベンチの方針(サイン)を確実に遂行するチームバッティングに徹してきたからだ。

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「2000本安打の荒木、“守りの人”大変身の秘訣」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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