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不振の日ハム4番・中田を救った栗山戦術とは?

3番降格も監督通算400勝をプレゼントする殊勲打でヒーローに

2017年6月17日(土)

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 監督就任以来6年間、日本ハムの栗山英樹監督は中田翔選手の起用に当たって、「4番」を一度も代えることがなかった。それが6月10日の巨人戦(札幌ドーム)で、ついに4番から外した。

 この日の4番は外国人選手のレアード、中田は3番に入った。前日までの中田の打率は、2割2分8厘、5本塁打。確かに4番を打つには寂しい成績と言えるだろう。

今春のWBCでも活躍した日本ハムの中田翔選手。日本ハムの栗山監督が4番からの降格に当たって講じた策は?(写真=アフロ)

3番・中田で栗山監督に400勝目をプレゼント

 ここまでの日本ハムは、二桁の借金を抱え5位に低迷している。しかも巨人の13連敗に注目が集まる中、こちらも6連敗中と悪い流れが続いていた。栗山監督は中田に対してもチームに対しても、現状を変える刺激を作りたかったのだろう。

 「3番・中田翔」で迎えたこの試合。監督の狙い通り、この打順が見事に当たる。1対2と巨人の1点リードで迎えた8回裏。この回先頭の9番・杉谷が四球を選ぶと、1番・太田がセンター前ヒットでつなぐ。2番の西川は1塁ゴロで1アウト1塁3塁にランナーが残る。

 打席は3番・中田。初球、西川がすかさず盗塁を決めて1アウト2塁3塁になった。ワンヒットで逆転の場面である。巨人のマウンドには抑えの切り札マシソンが上がっていた。

 マシソンが投じた5球目。151キロのストレートをはじき返した中田の打球は、左中間を深々と破るタイムリー2ベースヒット。走者2人が還り、3対2と日本ハムが逆転し、そのまま勝利した。

 この1勝は栗山監督にとって監督通算400勝目の勝ち星であり、4番を外れた中田が監督に記念の勝利をプレゼントした。その中田は「みんながこんなに頼りないバッターに回してくれた。意地でも打ちたいと思っていた」と打席での心境を語った。

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「不振の日ハム4番・中田を救った栗山戦術とは?」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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