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ホルモン医学からみた政治家に向くタイプとは?

弱者救済意欲と社交性を高める男性ホルモン、日本人は欠乏気味か

2017年10月6日(金)

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 政治家、特に女性政治家の不倫が次々と報じられ、期待される政治家だった人たちのために失望感や批判が強い。

 「週刊新潮」の7月27日発売号で、自民党の今井絵理子参院議員が同党の神戸市議と不倫関係にあると報じられた。新幹線の車内で手をつなぎながら眠る写真や、2人が同じホテルを出た後、同じタクシーに乗り込んだ動画も公開された。両人とも不倫を否定しているが、不自然に感じる人が多いのは確かだろう。

「週刊新潮」の7月27日発売号で、不倫関係があると報じられた自民党の今井絵理子参院議員。写真は2016年参院選での当選時のもの。(写真=アフロ)

 続いて9月7日の「週刊文春」では、民進党の幹事長に内定を噂された山尾志桜里・元政調会長が、テレビコメンテーターなどを務める有名弁護士と、都内のホテルに時間差で入る様子を写真付きで報じた。ホテルには一人で泊ったという釈明会見に週刊文春が反発し、泊まった部屋がダブルルームで、スペースの大半をダブルベッドで占めていることや、2人が翌朝5時までそのホテルの部屋に滞在していることを確認していると第二弾報道を行った。

議員の不倫はモラルだけの問題か

 私自身も大人の男性として、2人の議員の不倫は限りなく疑わしいと思っているが、本稿の目的はその断罪にはない。アンチエイジングを専門とする医師として、この性欲の強さが彼女たちの政治家としての資質にどう関わるのかを論じてみたかったのだ。

 この2人の政治家に共通する点は、弱者の味方として人気を博した点である。

 もともと人気歌手であったが、聴覚障害を持つ息子を抱えながらシングルマザーになった今井氏は、やがて全国各地のろう学校、特別支援学校や福祉イベントで講演、ミニコンサートを行うなど精力的に活動し、ライフワークとするようになった。その様子はしばしばドキュメンタリー番組で報じられ、さらに「みんなの手話」というNHKの番組の司会者にも起用された。それに目をつけた自民党に出馬要請され、参議院議員となった。

 一方の山尾氏は、「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログを取り上げ、安倍首相に待機児童問題を追及して、一躍、民進党きっての人気者になった。

 こういういきさつがあって、有権者の失望感も高まっているし、国民をだましたとか、本性が出たとか、あるいは、これまでの生き方が偽善であったというような形での糾弾の声が高まっている。

 しかし、ホルモン医学の立場から見ると、この手の弱者の味方の人が性欲が強いのは何の不思議もなく、むしろ自然なことなのだ。

コメント2件コメント/レビュー

面白かった。
目からうろこ、というのか、かなりの納得感がありました。(2017/10/06 17:09)

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「ホルモン医学からみた政治家に向くタイプとは?」の著者

和田 秀樹

和田 秀樹(わだ・ひでき)

精神科医

精神科医。『和田秀樹こころと体のクリニック』院長。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(自己心理学)などが専門。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

面白かった。
目からうろこ、というのか、かなりの納得感がありました。(2017/10/06 17:09)

同じ会社の知人に大変性欲の強い人物がいる。昼飯時会社の食堂であられもない話題を他聞にお構いなくまくしたてたり、飲み屋で女性にいたずらして出禁になったりと周囲が迷惑するほどなのだが、本人にとってはその嗜好は律し難いもののようで、特に酒が入った時にはノーコントロールとなって、いつか問題を起こすのではないかと危惧させるほどです。自分の知る限りでは数少ないとびぬけた人なので特殊な例かもしれないが、男性ホルモンが性欲を亢進するとすれば、不倫報道を見ても分かるように理性の抑制を越えた行動に至る事につながるわけで、中には自律が外れて迷惑行為や犯罪に至るほどにエスカレートしかねない人も増える心配があります。単に男性ホルモン濃度を上げればすべてハッピーとも言い切れず、男性ホルモンの功罪と、低ホルモンの功罪の内、どのメリットをどう生かしデメリットを防ぐかもう少し詳しい話が聴きたかったところです。(2017/10/06 10:28)

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