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自転車シェアリングで節約生活してみた

月4200円の交通費が浮くも結局は…

2018年5月15日(火)

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 地方に住む友人が遊びに来ると、東京暮らしの不便さの象徴として、私が必ずや見せるものがある。うちに一番近い都バスのバス停にある時刻表だ。自分も見るたびに驚くのだが、これがもうスッカスカとも言えないくらいスッカスカな代物で。バスが来るのは1~2時間に1本程度。終バスなんて、なんと午後4時台という早仕舞いとなっている。

バスやタクシー代わりとして便利な東京のシェア自転車、通称「赤チャリ」

 本数が減れば、乗る人も減るのがつね。ここのバス路線も、本数減る→乗客減る→さらに本数減る、というスパイラルに。まあ、マリー・アントワネットなら「バスがなければ、プライベートジェットに乗ればいいじゃない」とか言うだろうが、こっちはグンと庶民的に「バスがなければ、地下鉄に乗ればいいじゃない」ということだと思う。

 確かに周辺には地下鉄の駅があるけれど、今どきのバスは運行状況が分かるアプリもあるし、ついでに都心の道はバブルの頃より空いている。長いエスカレーターを乗り継いでホームまで降り、また到着駅で長いエスカレーターで地上へ、みたいに縦の移動もばかにならない地下鉄より、バスのほうが早く着く場合もある。大事な足なのだ。

 それより何より、バスは外が見えるのがいい気分。せっかく家の近くにバス停があるのに、時刻表がスッカスカって、「幸い中の不幸」ってこれだと思う。だからといって高度成長期じゃあるまいし、少子化で行政サービスも縮小の一途。この先、交通の便が悪くなることはあっても、よくなることがあるとは思ってもいなかった。

 ところがだ。数年前から東京都心に、ある画期的な交通手段が彗星のように登場した。「自転車シェアリング」だ。簡単にいうと「レンタサイクル」みたいなものだが、昭和の人が憧れた、避暑地で彼氏と湖畔をサイクリング、みたいなあれとは別物となっている。

 自転車シェアリングは、各所にあるポートと呼ばれる自転車置き場なら、どこで借りても、どこで返してもOK。「ドコモ・バイクシェア」が運営し、官民一体で手がけている東京の自転車シェアリングでは、2012年4月に江東区でスタートしたのを皮切りに、16年には港区、中央区など4区で相互乗り入れが可能に。この4月に品川区と大田区が加わり、現在都内9区という広範囲で、借りたり返したりが可能となっている。

 それも、このドコモ・バイクシェアが手がける、いわゆる「赤チャリ」、スマホで登録、決済、施錠、開錠などができるハイテク自転車。山手線の中の多くをカバーする9区に乗り入れ可能となったのをきっかけに、1カ月赤チャリ使い倒し生活を試みてみた。

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「自転車シェアリングで節約生活してみた」の著者

福光 恵

福光 恵(ふくみつ・めぐみ)

ライター

美術業界を経て、1990年代からフリーライター。日本経済新聞土曜朝刊プラスワン「コトバ百貨店」、日経BPネット「トレンド・リテラシー講座」などの連載がある。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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