• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

成功話は聞いた端からどんどん試せ

失敗することを恐れるな

2017年6月22日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 居酒屋運営、楽コーポレーション(東京・世田谷)の宇野隆史社長の下には、独立して自分の店を持ちたい若者が続々と集まる。中には、売り上げが落ちたりするとすぐに考え込んでしまう若者もいるが、宇野社長は「成功している仲間のやり方など売れるヒントはどこにでもある。失敗を恐れることなく、新しいアイデアを試してみるべき」と話す。

 少し前のことだけどさ。韓国でシロウトが居酒屋をやってみるって番組を作るとかで、向こうの芸能人がオレのところに話を聞きに来たことがあったの。韓国では定年前に会社を辞めて飲食店をやる人が多いらしくて、オレの翻訳本をよく読んでくれているんだよね(編集部注:宇野氏の著書の韓国語版は現地でロングセラーになっている)。

 やって来たのは若い男の子で「料理は何をやればいいですか?」って聞かれたから、「キミが一番好きなのは何?」って聞き返してさ。そうしたら、カレーライスだって言うから、「どこのカレーが好きなの?」と尋ねてみた。彼は「おふくろのカレーが一番好き」って言ってね。「だったら、一生懸命お母さんからそれを習ってカレーをやれば?」って話した。ハンサムな子だし、「『僕が世の中で一番好きなカレー』って言ったら売れるんじゃないの?」ってね。

楽コーポレーションのOB、鎌田修司氏は盛岡で次々と繁盛店を展開。今年6月の初めには5軒目の店、串揚げとレモンサワーを看板にした「串揚酒場 栖(すみか)-SUMIKA-」(写真)をオープンした。開店早々、お客でにぎわう

 これは番組の話だけどさ。「プロ」の居酒屋だって考え方は同じだよね。オレたちのような居酒屋は何年も修行した料理人の店じゃないんだから、背伸びして難しい料理を作るより「おふくろのカレー」っていう方がお客さんは喜んでくれる。店の定番料理に角煮とかおでんがあってその煮汁やスープがいつもあるならさ。それに野菜を入れて「まかないカレー」なんて言って出したらお客さんは頼みたくなるよね。シメの一品なんかで「食べたい」と思ってもらえると思うんだ。しかも、もともと店にあるものを利用するんだから、手間もかからないでしょ。

新しい商品のヒントはどこにでもある

 みんなが頼みたくなるメニューのアイデアっていうのは、いろんなところにある。CMに流れる料理なんかは、その典型だよね。だって、万人が「おいしそう」と思うようにCMを作って引きつけようとしているわけでしょ。新鮮なナスが大写しになって、豚バラと一緒に湯気を立てながらミソで炒められているCMなんか、本当においしそうだよね。あんなCMを流されたら見ている人は絶対食べたくなるわけで、これを利用しないなんてもったいない。しかも、季節によってCMは変わったりするから、季節感も取り入れられる。

コメント0

「楽コーポレーション 宇野隆史社長の「若者よ、一国一城の主になれ!」」のバックナンバー

一覧

「成功話は聞いた端からどんどん試せ」の著者

宇野 隆史

宇野 隆史(うの・たかし)

楽コーポレーション社長

78年、楽コーポレーションを設立し、東京・経堂に居酒屋「くいものや汁べゑ」などを開く。88年、株式会社に改組し、社長に就任。現在は、首都圏に約20店を展開する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の未来は、男性と同じ程度、女性のリーダーが作っていくものだと確信している。

ビル・エモット 英エコノミスト誌元編集長