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人は「命令」では動かない

2015年9月19日(土)

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 リーダーは周りから慕われ、力を貸してもらえる存在であり、上司に対しても部下に対しても、何かを提案したら真剣に聞いてもらえる人間関係を築く必要があります。

 つまり、仕事をうまくこなすうえでは「人柄」が最重要であるということです。そして、仮に今は自分の実力や誠意を上司や同僚、あるいは部下から認められていなかったとしても、心配は不要です。慕われる人柄には努力でなれるからです。

 このコラムでは周囲と良い人間関係を作り、自らの実力を最大限に発揮するために必要な「結果を出すリーダーの習慣」を僭越ながら私なりの経験をもとに解説したいと思います。

「説得」されることが好きな人はいない

 外食業界には店の責任者としての「店長」と、その店長たちを指導する「スーパーバイザー」(SV)という役割や権限の異なる現場のリーダーが存在しますが、求められる能力も少し異なっているといえるかもしれません。

 それは、店長は自分がある程度、頑張れば一定の成果は出せる一方で、SVは部下に当たる店長やフランチャイズ店のオーナーに、店の現場を完全に任せているので、彼らがその気にならなければ成果は出ないという部分です。

 誰かに何らかの指示をしたとしても、相手はそれをやりたいと思っていない場合には、やらなかったり、手を抜いたりするものです。何とかして店を良くするために取り組んでほしいと思っていることであっても、です。結局のところ誠意や熱意を分かってもらって、「あの人の言うことなら聞こう」と思ってもらえる関係を作らないと、人は動きません。

 ですから私に言わせれば、「言うことを聞いてくれないから、説得する必要がある」と誰かのことを考えた時点で、既に、その説得は失敗することが目に見えています。人は誰でも、誰かに説得されて何かをするのが嫌いなものです。

 問題は、まだ信頼関係が築けていないことですから、それを作ることが先なのです。ところが、そこに気付けていない人は多いので、注意が必要です。無論、信頼関係が大切なことは、SVだけでなく店長でも同じです。

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「モスフードサービス櫻田厚会長兼社長の「人間力の経営」 cooperation with 日経レストラン」のバックナンバー

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「人は「命令」では動かない」の著者

櫻田 厚

櫻田 厚(さくらだ・あつし)

モスフードサービス会長兼社長

1951年、東京都生まれ。72年に叔父(創業者・櫻田慧)の誘いで、モスフードサービスの創業に参画。98年に社長に就任。2014年より会長も兼務

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師