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多くの達人が実践している学習法

“暗唱”が最強の英語学習法である理由(1)

2016年7月23日(土)

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 英語の学習について、私たちは大切なことを1つ忘れてしまっています。それは語学においては絶対に無視することのできない学習法で、英語の達人たちが例外なく、実践している方法なのですが、残念ながら一般的には全くといっていいほど知られていません。いや、それどころか、邪道扱いされるという訳の分からないことになっています。

密かに受け継がれてきた英語学習法

 私たちは、長年英語を使えるようになりたいと願い、熱い議論を繰り返し、あれこれと試してきました。しかし、ネットで英語が身近になった今でさえ、たくさんの人が英語で苦しんでいます。そして、多くの人が英語嫌いになったり、英語恐怖症になったりしています。

 ところが一方で、それこそ明治時代、つまりネットどころかラジオさえ生まれたばかりの時代に英語を自在に操る人がいました。その人たちには共通した学習法があり、それはその後も密かに受け継がれ、今でもその方法を使って、海外経験がほとんどないにも関わらず、英語を得意にした、あるいは達人級まで極めたという人がたくさんいるのです。

 私の知り合いにも、一人います。

 彼は、海外経験ゼロにも関わらず、ネイティブスピーカーもてっきりネイティブだと勘違いするほど、流暢に英語を話します。私も初めて会ったとき、あまりの流暢さに驚き、海外経験が無いと聞いて2度驚いて、詰め寄るようにしてどのように学んだのかを聞いたのですが、その答えがその学習方法でした。

 さて、一般にはあまり知られることのないまま、また実践されることもないまま、密かに達人たちを生み出してきた英語の学習法とはいったい何なのでしょう――それが「暗唱」なのです。

「暗唱は応用が利かない」は完全な誤り

 今この記事を読んでいる人の中で、「暗唱」を実践したことのある人はほとんどいないはずです。なぜなら、一般には「暗唱=暗記=応用が利かない」という方程式のようなものが信じられていて、実践されるどころか、強く避けられる傾向があるからです(※)

(※)世界の教育現場でもrote memorization(棒暗記)と馬鹿にされることがよくあります。

 しかし、これには仕方のない点があります。

 なぜならどう考えても“丸暗記”したものが自在な応用につながるとはイメージしにくいからです。そこに、「言葉にはルールがある、だからルールについて学び、演習を行って、そのルールを使えるようにすれば言葉は自在に使えるようになる」、と言われると暗唱なんて意味が無いのでは? という結論になってしまうわけです。

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「多くの達人が実践している学習法」の著者

池田 和弘

池田 和弘(いけだ・かずひろ)

大阪観光大学国際交流学部教授

「学習者に優しい」をコンセプトに、認知言語学、レキシカル・グラマー、エマージェント・グラマー、並列分散処理など最新の知見を駆使して、受験英語と実用英語を融合。日本有数の英語学習法のスペシャリスト。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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