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「2匹目のドジョウ」狙うトップにヒットなし

第9回:評価、表彰、報酬の3点セットが社員に挑戦促す

2016年1月8日(金)

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かつてヒット商品で注目された会社が、次のヒットを生むのにてこずるケースがあります。成功体験に縛られ、社員もトップも挑戦できなくなっているのではないでしょうか。カルビーの松本晃会長は、トップは自社の得意分野を認識しつつも、自らが新しい分野に挑む姿勢を見せなければヒット商品は生まれない、と言います(前回の記事はこちらをご覧ください)。
【悩める社長からのQ】

5年ほど前にヒット商品を出しました。しかし、その成功体験が邪魔をするせいか、新商品開発や新規事業が最近うまくいきません。新たに種まきして実を結ぶにはどうすべきでしょうか。

【松本晃のA】

 まず、「柳の下の2匹目のドジョウを狙う」意識があなた自身にないかを確認してください。2匹目のドジョウはめったにいません。1回の成功は、単に幸運が重なっただけの可能性があります。

まずトップが成功体験を捨てる

 トップ自身が過去の成功体験を捨て、次に進もうとする意識を持つ。これがなければ、従業員が新商品開発や新規事業に本気で取り組まなくても文句は言えません。
 その上で、従業員の目線を過去ではなく、未来へ向ける環境を整えることが大切です。

「方法は2つあります」と話す松本会長(写真:高橋久雄、以下同)

 方法は2つあります。1つはトップダウン型。トップ自らが新商品や新規事業の方向性を考え、従業員に指示する方法です。創業経営者にはトップダウン型が多いのではないでしょうか。

 もう1つはボトムアップ型。「このままでは会社が停滞する」と現状を包み隠さず話し、新たに何に取り組むかを社員に考えさせる方法です。

 2つのうち、どちらの方法で局面を打開するかを決める必要があります。

「カルビー・松本晃会長兼CEOの「経営お悩み相談室」」のバックナンバー

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「「2匹目のドジョウ」狙うトップにヒットなし」の著者

松本 晃

松本 晃(まつもと・あきら)

カルビー会長兼CEO

1947年京都府生まれ。京都大学大学院修了後、伊藤忠商事入社。93年にジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人に転じて社長などを歴任。2009年から現職。15年3月期まで6期連続で最高益を記録している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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