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言葉がけの黄金律「褒めるが9割、叱るは1割」

第4回:トップがまず部下に声をかける

2015年10月30日(金)

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あなたは部下や後輩を叱ってばかりいませんか。それだけでは人材は成長しないということは、もうご存知ですよね。しかし、褒めてばかりでは甘やかしてしまうのでは――。そんな疑問に、カルビーの松本晃会長が答えます(前回の記事はこちらをご覧ください)。

【悩める社長からのQ】

従業員とどう接すればいいか悩んでいます。トップである私と従業員の心理的な距離が遠く、社内の活気が失われている気がします。上手なコミュニケーションの取り方を教えてください。

【松本晃のQ】

 従業員を自分の家族のように思い、本人の成長を心底願う気持ちがあるかどうか。従業員と接するとき、トップにこうした思いやりがなければ、相手の心は動かせません。

 日経トップリーダー2013年4月号でも紹介した米大手医療機器メーカー、ジョンソン・エンド・ジョンソンの経営理念「Our Credo(アワ・クレド=我が信条)」には、「社員一人一人は個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない」という一節があります。これに倣い、カルビーのグループビジョンも同じ内容にしています。

上司から部下にまず声をかけることが大切というカルビーの松本晃会長(写真:高橋久雄、以下同)

 クレドは、経営で最も大切にすべき点をシンプルかつ明快に表現したものだと私は考えています。クレドでも触れている通り、従業員を思う姿勢を持つことがコミュニケーションの大前提なのです。

「調子はどう」と声をかけることが意外とできない

 その上で意思疎通を円滑にするには、2つポイントがあります。1つ目は、トップから先に従業員に言葉をかけること。立場が下の人は遠慮があって、上司には話しにくいものです。「おはよう。調子はどう」などと上司が部下に声をかけるのがコミュニケーションの始まりです。当然のようですが、これが意外にできていない。

 カルビーがまさにそうでした。「お疲れさん」など、上司から部下に一言あればまだまし。中には部下が挨拶しても、ろくに返事をしない上司がいました。「挨拶をきちんとしなさい」と思わず私が叱ったのは言うまでもありません。

「カルビー・松本晃会長兼CEOの「人材お悩み相談室」」のバックナンバー

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「言葉がけの黄金律「褒めるが9割、叱るは1割」」の著者

松本 晃

松本 晃(まつもと・あきら)

カルビー会長兼CEO

1947年京都府生まれ。京都大学大学院修了後、伊藤忠商事入社。93年にジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人に転じて社長などを歴任。2009年から現職。15年3月期まで6期連続で最高益を記録している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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