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「できる人」に憧れるあなたは、間違っている

かっこよく見せるつもり、かもしれませんが……

2015年11月4日(水)

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 金融関係の企業の会議で、やたらと難しい熟語を使う人がいました。当然、その人が言っていることを理解するのには時間がかかりました。

 会議は平時のデスクワークなどと違い、「ハレ」の場です。だから、緊張感をもって臨むべきだと私は思っています。ネクタイを結び直してから会議室に向かうくらいでいいのです。

 難しい熟語を使った人は、おそらく「ハレ」の場に合わせたつもりなのでしょう。それが、会議における知的な態度だと考えているのかもしれません。

 しかし、会議において一番知的なのは、「出席している誰が聞いても同じように理解できる」話ができる人です。

 例えば、あなたが自分の専門分野の話をしたときに、「さすが専門家の話は違う」などと言われたら要注意。おそらく褒め言葉ではなく、「よくわからなかった」の言い換えです。その分野に詳しくない人がいることに思いが至らず、専門用語を安易に使っていなかったでしょうか。

 本当に優秀な人は、誰でも知っている平易な言葉を使います。チームプレーの会議では、メンバーがつなぎやすいボールを回すことが重要で、余計な変化球を投げてくる人は嫌われるのです。

 だから、カタカナ言葉もできる限り使わないようにしましょう。

 アジェンダ、インセンティブ、リテラシー、スペック、プレゼンス……こういう言葉を使う人について、「横文字を知っていてかっこいい」とは誰も思いません。とくに偉い人たちは「なぜ、日本語で表現できないのか」と苦々しく思っています。ただ、あえてそれを指摘しないだけ。そうして「あいつの話はよくわからん」となれば、次から呼ばないでいい、ということになります。

 チームでいいアイデアをまとめ上げることを目的とした会議で求められるのは、かっこよく振る舞う人ではありません。無様な姿をさらしてでも、チームの大事なボールを拾いまくってアイデアをつなげる人です。

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「「できる人」に憧れるあなたは、間違っている」の著者

野呂 エイシロウ

野呂 エイシロウ(のろ・えいしろう)

放送作家/戦略的PRコンサルタント

「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で放送作家デビュー。「ザ!鉄腕!DASH!!」など人気番組を手がけた後、1997年にコンサルタント活動を開始。放送作家として培ったノウハウを応用する手法で人気に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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