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「おつまみに納豆」が酒から体を守る!

肝臓の専門医が薦める二日酔い対策

  • 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト

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2016年2月9日(火)

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二日酔いにならない大前提は、飲み過ぎないこと。頭では理解していても、酔いも手伝ってか、「つい忘れてしまう」という方は多いはずだ。何とかしてあのつらい二日酔いを回避したい。自分でできる予防策はないのだろうか?

 「二日酔いは基本的に、体の処理能力を超えるアルコールを飲んだということ。そうならないためには自身の適量をことが知っておくことが大切です」

 こう話すのは、肝臓専門医で、自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科の浅部伸一先生。

 ちなみに二日酔いとは酒を飲んだ翌日に、体内に残っているアルコールやアルコール代謝物が原因で体調不良を起こすこと。その症状は頭痛や吐き気など、多岐に渡る。

“チャンポン”のリスク

二日酔いの予防には、酒と一緒に何かをつまむことも大切です。(©jreika-123RF)

 「特にチャンポン(いくつもの種類の酒を飲むこと)は危険です。アルコール度数が異なる酒をあれこれ飲んでしまうと、自身が飲んだアルコールの総量がわからなくなってしまう可能性があるからです」

 例えば最初はビールでも、酒席が興に入ると次は日本酒、締めは本格焼酎かウイスキーのロックとなりがちだが、これはもう最悪のパターン。既に日本酒の段階でかなりのアルコール量を摂取しているのに、アルコール度数が40度以上もあるウイスキーを飲めば、個人差はあるにしろ、肝臓でのアルコールの処理能力はまず追いつかない。今でこそだいぶ少なくなったが、「かつて歓送迎会などで横行した一気飲みに至っては論外」と浅部先生は言う。

 「一気飲みは短時間に、その人のアルコール処理能力を超えた量を飲んでしまう可能性があります。肝臓におけるアルコールの処理が間に合わず、体内にアルコールやアルデヒド(アルコールが代謝される際にできる物質)が蓄積することで、こん睡状態になったり、場合によっては死に至る危険性もあります」

 そこまでいくと二日酔いどころではない。では、肝臓でのアルコール処理にはどのくらいの時間がかかるのだろうか。

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