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何となく感じる“気配”の正体って何?

サメやナマズが持つ“気配センサー”が人間にも?

  • 佐田節子=ライター

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2016年6月20日(月)

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聞きたかったけど、聞けなかった…。知ってるようで、知らなかった…。日常的な生活シーンにある「カラダの反応・仕組み」に関する謎について、真面目にかつ楽しく解説する連載コラム。酒席のうんちくネタに使うもよし、子どもからの素朴な質問に備えるもよし。人生の極上の“からだ知恵録”をお届けしよう。

人には背後に人がいることを察知する能力がある?(takayukiworld-123rf)

 ふと気配のようなものを感じて振り返ったら、背後に人がいた。あるいは、誰かがこっちに近づいて来るところだった…。こんな経験は、あなたにもあるのではないだろうか。これって単なる偶然? それとも何かをキャッチした結果? 

 姿を見たり、足音を聞いたり、においを感じたりするよりも早く感じ取る「気配」なるもの。なんとも不思議な現象だが、これにはどうやら“電気”が関わっているらしい。東京大学生産技術研究所機械・生体系部門特任准教授の滝口清昭さんによると、「私たちの体の周りには『準静電界』と呼ばれる“電気の膜”があり、それが気配の正体なのではないか」というのだ。

人が帯びている「準静電界」が気配の正体?

 「人間の体の周囲には、静電気のような、ごく微弱な電界が全身を包むように存在しています。電界の大きさやプラス・マイナスが常に変化しており、これを『準静電界』と呼びます。気配と呼ばれるもののすべてはないにしろ、一部についてはこの準静電界が関係していると考えています」と滝口さん。

 体の中では、常に微弱な電気が生じている。筋肉を動かす、脳が体に指令を出す、心臓などの臓器が働く、さらには細胞と細胞が情報伝達するといった場面でも、電気的な信号が生まれる。例えば、脳波や心電図、筋電図などは、脳や心臓、筋肉に流れる電気信号を“見える化”したもの。体内で発生する電気信号は、生命活動そのものでもある。このような体内にある微弱な電気が重なり合い、体の外側ににじみ出て、見えない電気のベールで全身を包み込んでいる。これが準静電界だ。

 準静電界は、電波のように空気中を伝わることはなく、人体の周囲にとどまり、そこで強まったり弱まったりといった変化を繰り返しているという。準静電界は、人間だけでなく、動物や植物など、生物すべてが持っている(生体電位とも呼ばれる)。ただし、非常に弱いので感知するのは難しいそうだ。

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