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睡眠の質は、枕の高さと布団の中の温度で決まる

スッキリ疲れが取れる「枕」「敷き布団」「掛け布団」選びのポイント

  • 伊藤和弘=フリーランスライター

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2016年9月24日(土)

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仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないだろうか。また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いない。もう眠りで悩まないための、ぐっすり睡眠術をお届けしよう。

一日の疲れを取り、翌日もバリバリ仕事をするためには、自分の体に合った「寝具」選びも大切になってくる。(©PaylessImages-123RF)

 一日の疲れを取り、翌日もバリバリ仕事をするためには、何よりもぐっすり眠ることが大事。そのためには「寝具」選びも大切になってくる。たとえ短い時間であっても、ソファでうたた寝するより、きちんとベッドに入って眠ったほうが疲れが取れる。それは多くの人が経験していることだろう。

 「寝具の基本は、枕、敷き布団、掛け布団の3点。それぞれの役割を備えた寝具を“正しく選ぶ”ことが、いい眠りを取るための条件です」と、東京西川日本睡眠科学研究所課長の志村洋二さんは話し始めた。

枕は「頭を乗せるもの」ではない

 自分に合った枕を選ぶというのは意外に難しく、「枕が変わると眠れない」という言葉もあるように、睡眠の質に大きく影響している。よく眠れないという人は、枕を見直してみるのもひとつの方法だ。

 枕についての一番の誤解は「単に頭を支えるものだと思っていること。枕は頭だけではなく、首も支えるものなんです」と志村さんは指摘する。

 つまり、頭だけ乗せて首を浮かせるのは間違い。肩まで枕に触れるようにして、頭と首をしっかり枕の上に乗せる。そのためには、ある程度の大きさが必要だ。実際、最近の枕は大型化が進んでいるという。

 形状は「真ん中がくぼんだドーナツ型がいい」と志村さん。そのくぼんだ部分に後頭部をはめ込むイメージだ。中央がくぼんでいると、首から後頭部にかけて枕がフィットしやすい。

枕の最適な高さの測り方
壁や柱に肩甲骨をつけて、少しあごを引いて後頭部はつけない。その姿勢で、後頭部のでっぱり(A)、首のくぼみ(B)が、それぞれ壁や柱から何センチ離れているかを測り、枕のサイズ選びの目安にするといい。
[画像のクリックで拡大表示]

 硬さも気になるが、枕で最も大切なのは高さ。最近は後頭部と首のカーブを測り、それぞれの人に合わせて作るオーダーメイドの枕も人気がある。市販の枕を選ぶ場合も、自分に合った高さを知っていると選びやすい。「壁や柱に肩甲骨をつけて、少しあごを引いて後頭部はつけない。その姿勢で、後頭部のでっぱり、首のくぼみが、それぞれ壁や柱から何センチ離れているかを測り、目安にするといいでしょう」と志村さんはアドバイスする。

 数値は人それぞれだが、大まかには首の部分が5~9㎝、後頭部が2~6㎝程度だ。

 素材はそばがらやパイプなど硬いものから、わたや羽毛など柔らかいものまである。基本的には好みで選べばいいが、柔らかい枕は沈み方が大きくなる場合もあるので、実際に試してからの購入がお勧めだ。

コメント3件コメント/レビュー

理想的な布団内の環境を保てるような布団を創って欲しい。

今の科学技術なら、布団内に温度や湿度を計るセンサーやファンを組み込んで、自動的に最適な環境にコントロールできる寝具が創れると思う。

暑さ対策の為のファン付きマットレスは市販されているんだから、出来ないことは無いでしょ?(2016/09/24 18:58)

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いただいたコメント

理想的な布団内の環境を保てるような布団を創って欲しい。

今の科学技術なら、布団内に温度や湿度を計るセンサーやファンを組み込んで、自動的に最適な環境にコントロールできる寝具が創れると思う。

暑さ対策の為のファン付きマットレスは市販されているんだから、出来ないことは無いでしょ?(2016/09/24 18:58)

ドーナツ型の枕じゃ寝返りうてないじゃないか。
やたら仰向け寝を推してるが、寝具が良ければ寝返りうたなくても寝られると言いたいのかな。
「一に健康」などと謳いながら、健康的な睡眠については考えが足りないんじゃなかろうか。(2016/09/24 08:18)

布団の中の温度は重要だと思います。

サンヨーが出していた、「ス・ヤ・ヤ」というマイコン制御の電気毛布がありました。
入眠から徐々に温度が下がり、睡眠中は低温でおそらく理想的な33度、タイマーセットした早朝に温度を上げて快適に起きるというもの。

非常に快適で、これがないと秋~冬は過ごせません。
なかなか寝付けなかったり、寝苦しかったのが、スッと眠れて深い睡眠。1時間余分に寝たような効果がありました。

しかしこの電気毛布、今は販売していないんですよね。
サンヨーがパナソニックに吸収された時に整理され廃版となりました。
パナソニックはこのハイテク電気毛布の価値に気付かなかったようで残念です。
2万円前後の高額商品なので、うまく需要を掴めば儲かったと思うのですけれどね。

今なら、振動/圧力センサー(呼吸センサーや脈拍センサーにもなる)を組み合わせ、スマホと連携してヘルスログ、体動に合わせて温度の細かな調整など、当時よりも一層の快眠制御ができると思われます。
睡眠が浅くなってきた時に温度を上げてくれると、スッキリ目覚めそうですが…。

どなたか、ビジネスチャンスと思って作ってくれないでしょうか(^^;(2016/09/24 01:46)

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