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あなたに従う必要のない人を動かす

お金も権力も使わず、ついでにできるリーダーシップ

2015年7月2日(木)

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 自分の能力を形成していく上で極めて都合がいい仕掛け――。そういうことを考えようとしている。具体的には、自分に従う必要のない人を動かすことができてしまうという仕掛けだ。しかも、お金も権力も使わないで実現してしまう。

 そのために、毛ばり状の「ケイパビリティの雛形」という、一見すると分かりにくそうな話を始める。ケイパビリティの雛形とは、それを仕掛けておけば、いつでも、どこでも、そこに価値あることがひっかかってくるような「ひっかかり力」を持った能力と能力形成のモデルである。それは、 [③外交力{②リーダーシップ(①専門性)}]と表記できる。

 この表現を読み下すと、①まず自分の専門性を身につける。②次に、専門性を梃子にして、リーダーシップを身につけるが、リーダーシップとは、他人の専門性を結合することによって目的を達成する力である。③さらに自分と同じように、リーダーシップを発揮して専門性を結合しているほかのリーダーや組織(いわば自分の「外」の存在)と、うまく交わるという外交力を身につけて、自分たちだけの場合に比べてより大きな価値を生み出していく、ということである。実際には①について前回詳しく述べた。今回はリーダーシップについてお話する。

 ここで取り上げるリーダーシップも、ひっかかり力を重視する。特に、構想を提示して構想実現に向けて、人々などのリソースをひっかけて動かすことに焦点を合わせる。とりわけ、各種専門性を持った人材を構想によって引きつけ、動機づけ、動かすことがその眼目である。ポイントは「構想」に「毛ばり状のひっかかり力」を持たせることだ。

 では、構想力とは何か? 言葉の意味はそれなりに分かるが、いささか抽象的で、構想力がない人にとってはとりつくしまもない。そこで、構想力を磨く方法を紹介する。その基本技は読んで字のごとく、想いに構えを与えることで、具体的には想いを「書く」ことである。書くことが構えをつくる基本となる。では具体的な訓練方法について述べよう。

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「あなたに従う必要のない人を動かす」の著者

キャメル山本

キャメル山本(きゃめる・やまもと)

デロイト ディレクター

外交官を経て、経営コンサルタントとして組織・人材のグローバル化を支援。BBT大学でリーダーシップを講義。2013年からグローバル人材育成の為のプログラムを開発・提供。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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