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個性派の「民泊技」を拝見!

「民泊の現場」最新リポート(下)

  • 福島 由恵

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2016年4月8日(金)

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 空き家や自宅の誰も使っていない部屋を活用してお小遣いを稼ぐ。そんな新しい不動産の使い方を実現できるのが、人気急上昇中の「民泊」だ。儲けたい、楽しみたい、その目的はいろいろ。後編の今回は、民泊のホストたちは、どんな工夫をして運営しているのか、その現場を見てみる。

(記事の最後に1万円の商品券が10名様など51名の方にプレゼントが当たるアンケートの案内があります)

ゲストと食事や掃除を一緒に

「世界中に家族がいる感じ」。嘉手納知幸さん(39歳)は、日本で民泊が流行る以前の2013年頃から、外国人のホームステイを受け入れてきた。数カ月の長期滞在者をメーンとして、補完的に短期滞在の民泊を受け入れている。場所は東京都昭島市。JR中央線で新宿駅から約40分、駅から徒歩7分程度と都心からやや離れているが、これまで迎えたゲストは35組。今でもその8割と交流を続け、リピーターも多いという。

 多くのリピーターを獲得した秘密は、嘉手納流の「おもてなし」だ。ゲストと一緒に和の文化を楽しむほか、朝食を共にし、食事の用意や掃除なども一緒にやる。スウェーデンの男性(74歳)は「日本に新しい家族ができた」と、毎年春先にバカンスに訪れる。

外国人のゲストに、家族同様に接してもてなす嘉手納さん(写真左の右側)。一緒に餃子を作って食べたり、座禅や書道など和の体験に誘ったりと、共に楽しむことが喜ばれている
嘉手納さんが代表理事を務める日本ホストファ ミリー養成協会では、ホストファミリー向けの他、賃貸経営のノウハウについての講習も行う。http://jhfta.org/
*=ゲストはサイトで物件を選ぶ際、金額などの条件に加え、既に利用したゲストのレビューも重視する場合が多い。そのため、好レビューを獲得するのは重要なポイント

同じ家族として和のおもてなしを提供

 ホームステイ向けには、家族と暮らす3階建て賃貸併用住宅の4室を利用している。2室は玄関が別の完全分離型。残り2室は自宅内の部屋で玄関やバス・トイレは家族と共用だ。1泊の料金は、分離型が約3000円。共用型は食事込みで4000円。4室からの収入は、15年の場合、年132万円、月の平均は約11万円だった。

 「仮に分離の2室を普通に貸した場合、近隣相場から見積もると家賃収入は年85万円程度」(嘉手納さん)。だが「自宅部分も生かしたホームステイの受け入れで、年85万円の家賃収入は達成している。さらに稼ぐこともできるが、収入ではなく、出会いを楽しむことを優先したい」と考えている。また、外国人と交流することで子供の語学力アップも期待している。

 嘉手納さんは元サラリーマン大家さん。会社員時代から不動産投資に興味があり、競売で手に入れた中古マンションを皮切りに賃貸経営をスタート。その後、2棟目のマンションと現在住んでいる賃貸併用住宅を各々約4000万円で購入し、5年前に退職してからは、専業大家としてこれらの賃貸物件をフル稼働させてきた。2棟のマンションはほぼ満室稼働中だ。

 「社団法人 日本ホストファミリー養成協会」の代表理事としても活躍中。経験を生かし、ホストや賃貸運営のノウハウについて講演や指導に力を注ぐ。

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