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「ちょい高」商品を生む会議の進め方

もっと高く売りたいなら「社風」や「文化」を変えよう

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2017年5月16日(火)

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 ブランドづくりは関係ないと思い込んでいる中小企業の経営者も多いだろう。しかし、ブランド力のない会社はお金、情報、宣伝、スタッフ、お客様、営業など経営にまつわるあらゆる要素に苦戦し、収益力を高めることが難しい。では中小企業はどうブランド力を上げていけばいいのか。その一例を紹介する。

 どうしたら今までよりも高く売れるのか。デフレからの脱却を本格的に模索する日本経済にとって「高く売る」ことは今、最も重要なテーマと言えるでしょう。

 そのために役立つのがブランドです。ブランドによって企業は製品やサービスの差異化を図ることができます。同時にブランドづくりを通してファンを広げていき、より高価格帯でのビジネスを実現できます。

村尾隆介(むらお・りゅうすけ)
中小企業のブランド戦略を手掛けるスターブランドの共同経営者。1973年東京生まれ。14歳で単身渡米。ネバダ州立大卒業後、 本田技研工業などを経て輸入販売ビジネスを展開。成功後に事業を売却し、スターブランド共同経営者として中小企業のブランド戦略を手掛ける。著書に『今より高く売る! 小さな会社のブランドづくり』(日経BP社)など。年間100本以上の講演やセミナーに登壇している

 中小企業の経営者の中には、ブランドづくりは関係ないと思い込んでいる人も多いでしょう。しかし、ブランド力のない会社はお金、情報、宣伝、スタッフ、お客様、営業など経営にまつわるあらゆる要素がどんどん外に出て行くばかりです。このためなかなか収益力を高めることができません。

 では、小さな会社はどうしたらブランドをつくることができるのか。

 私は中小企業のブランドづくり専門のコンサルタントとして、毎月約300社の会員企業にアドバイスし、年間100回以上の講演やセミナーを行っています。これまでの経験から、中小企業は企業規模に合致した手法によって小さくても強いブランドを築くことが十分可能です。

 ここではいくつかのポイントをお伝えしましょう。

社内に「高く売ろう」という発想が必要

 小さい会社は、「自分たちの想像以上に分かりにくい存在」です。ブランド戦略で目指すべきは、「圧倒的な差異化」をはかることでしょう。生き残りをかけ、新しい取引先やこれまでにない仕組みを自ら見つけ、地域や業界で目立っていかなければなりません。

 今こそ「誰のために何をしているのか」を明快に考え、他者と圧倒的に違うところをつくるべきです。

 小さな会社の場合、ブランドづくりで目指すべきゴールは、値段が高くても選ばれる会社になっていくことだと思います。ブランド戦略を進め、価格競争を抜け出し、安売りをしないためのブランドづくり――小さな会社は、これまでよりも少し高価格帯=「ちょい高」のブランドづくりを目的としましょう。

 小さな会社の経営者と接していて「分かっているようでなかなか分かりにくいのかな」と感じることがあります。それは高く売るためには「高く売るための考え方、社風、文化が必要だ」という理解です。

 社内に高く売ろうという発想自体がなければ、高く売れるはずはありません。「良い物を安く」という意識を「高くてもどうしたら喜んで買ってもらえるか」の議論に変えていきましょう。

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貝沼 由久 ミネベアミツミ社長