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亡くなったおやじがアパートの保証人になっていた

見ず知らずの人の家賃滞納分まで“相続”してしまったら

2015年9月10日(木)

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 同居していたお父さんが半年前に亡くなったAさん。お父さんが残してくれた預貯金や住んでいた家などの不動産の相続手続も完了し、ホッとしていた矢先、亡くなったお父さん宛てに届いた手紙を受け取りました。

 ちょっとノスタルジックな気分で封を開けたのですが、手紙の内容を読んだ途端、そんな気分は吹っ飛んでしまいました。そこには、アパートの滞納家賃100万円をすぐに支払うようにと書かれていたのです。

 100万円という金額を見てショックを受けたAさんでしたが、落ち着いて考えてみると、自分の持ち家で息子である自分と同居していた父親が、なぜアパートの家賃を請求されるのか、不思議でなりません。アパートの所在地にもまったく心当たりがありませんでした。Aさんはとりあえず、手紙の差出人であるアパートの大家さんに連絡し、事情を確かめてみることにしました。

 その結果、そのアパートに住んでいるのはBさんという人であることが分かりました。Aさんのお父さんは、Bさんがそのアパートを借りる際、Bさんの連帯保証人になったそうです。Bさんは1年以上家賃を支払っておらず、大家さんは困り果てて、連帯保証人であるAさんのお父さんに手紙を出したのだそうです。

 Aさんにとっては、Bさんという名前にまったく心当たりはありませんでした。大家さんから聞いたところによると、Aさんのお父さんとBさんは古くからの友人だったようです。これは、Aさんにはまったくの初耳でした。

見ず知らずの人の保証人になっちゃうの?

 Aさんにしてみれば、どんな人かまったく知らないBさんの保証人になってしまうなんて、到底納得できないことでしょう。しかし、Aさんは、お父さんの財産を相続した結果、お父さんと同様、Bさんの連帯保証人という立場に置かれることになるのです。

 このことを理解する前提として、まず、保証人とは何かを理解する必要があります。

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 この機会にぜひ、お読みください。

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「亡くなったおやじがアパートの保証人になっていた」の著者

長家 広明

長家 広明(ながや・ひろあき)

弁護士

1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒。第一東京弁護士会所属。インテグラル法律事務所パートナー弁護士 、日本弁護士連合会高齢社会対策本部委員、NPO法人 遺言・相続リーガルネットワーク事務局長

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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