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現場主義が現場を潰す

「成功事例の共有」で、現場を疲弊させないコツ

2015年11月10日(火)

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「現場主義を徹底しよう」「情報共有を促進しよう」 ― どこの職場でも必ずといっていいほど、唱えられ、奨励されているトピックスです。しかし、実は、これらを奨励すればするほど、現場主義を損なったり、情報共有を阻害したりする状況が、あちこちにみられます。今回は、現場主義や情報共有を推進する上で、陥りがちな罠に陥らない方法をご紹介しましょう。

 多くの企業で日々、ベスト・プラクティス(好事例)の収集と共有が行われています。ベスト・プラクティスの考え方についてのチェック・リストがありますので、当てはまるものにチェックを入れてください。

●ベスト・プラクティスのチェック・リスト●

上司からベスト・プラクティスを挙げろと指示されたら、すぐに思いつくようにならなければならない
ベスト・プラクティスは長い経験を積まないと出てこない
自分自身の努力の積み重ねによりベスト・プラクティスが生まれてくる
高度で専門的な知識があってこそ、ベスト・プラクティスを実施できる
ベスト・プラクティスは誰にもあるものではない
ハイ・パフォーマーにこそ、ベスト・プラクティスがある
ベスト・プラクティスを見出すのは、上司の役割だ
ベスト・プラクティスは誰もが簡単にまねできるものではない
新任者は、当該業務経験がないので、ベスト・プラクティスを生まない
ベスト・プラクティスを洗い出すことには時間をかけなければならない

 現場主義を徹底して情報を共有することは大変大事なことで、そのことに異論を持つ方はいらっしゃらないでしょう。

「現場主義といって、現場が責任を取らされる」

 しかし、ベスト・プラクティスを共有する演習を実施した際に現場の本音を聞くと、「現場主義というけれども、現場まかせで明確な指示がない」「本社が決定してくれないから現場でのアクションが遅延する」「たらいまわしにあって、現場が混乱する」「現場主義という名のもとに、現場が責任をとらされた」「たいへん多忙な時期に、好事例を出せと強制させられ、現場の業務に支障を来した」といった深刻な内容が多く挙げられます。

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「現場主義が現場を潰す」の著者

山口 博

山口 博(やまぐち・ひろし)

グローバルトレーニングトレーナー

コンサルティング会社ディレクター。外資系企業人事部長時代、グローバルトレーニングプログラムのトレーナーを務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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