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日本にソリューションビジネスは定着していない

定着度合いは「4拍略語」に表れる

2016年2月23日(火)

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お悩み・その17(その2)

ソリューションビジネスを定着させたい
→まずはソリューションビジネスの定着度合いを計測したい

 皆様こんにちは、マイティの高木です。身近なお悩み解決を通じて発明原理を学ぶことで「キャリアのアンチエイジング」を目指すこの連載。今回は前回の続きです。ちょっと前回を振り返ってみましょう。

 会社のメインビジネスを商品販売型からソリューションビジネス型へと脱皮させようと、十数年社員に訴えてきた依頼主の社長。しかし、これまでソリューションビジネスは定着していません。そこで、実際に定着度合いを計測するヒントは「セクハラ」と「メタボ」にあり、と述べました。

社長:「我が社でソリューションビジネスが定着しているかを計測するのに、外部コンサルに依頼するよりもいい方法があると言うのだね。しかもヒントは『セクハラ』『メタボ』そして<#2分離原理>とやらにあると」

 はい、その通りです。御社では、社内のプレゼンはいまだにOHPを使っていますか? それともプロジェクターを使用していますか? そして社内ファイルサーバーは使っていますか?

社長:「馬鹿にするな。当然、社内でも営業でもプロジェクターを使ってデジタルな資料を投影しているし、プレゼン資料などは社内サーバーに置かせている」

 であれば至極簡単です。発明原理<#2分離原理>を用いましょう。「ソリューションビジネスを省略した4文字が社内資料にどれだけ存在しているか」を検索し、その抽出結果を見てみればよろしいのです。

社長:「ん? ソリューションビジネスという単語ではなく、省略した4文字を検索するのか? 外部コンサルの設問の1つは“社内におけるソリューションビジネスという単語の登場数”だったが」

 社長が「ソリューションビジネス」と訓示したり、「ソリューションビジネス事業部」を作られりしたのですから、「ソリューションビジネス」という単語が社内資料で徐々に増加するのは当たり前です。

 とはいえ「ソリューションビジネス」という言葉は連発すると言いにくいものです。本当に定着したのなら、それを4文字に省略した単語が使われ始めているはずです。

社長:「なるほど、確かに初めは『セクシャルハラスメント』と言われていたのが、今ではセクハラの4文字として定着し、パワハラ、マタハラ、アカハラ、、、とどんどん派生したな」

 さて社長、15年言い続けた社長なら、ソリューションビジネスをなんと略していますか??

社長:「そ、それは・・・ソ・・・ソ・・ソリュ・・・(モゴモゴ)」

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「日本にソリューションビジネスは定着していない」の著者

高木 誠

高木 誠(たかぎ・まこと)

マイティ代表

1970年、京都大学工学部数理工学科修了。IBM入社後、CSK(現SCSK)との合弁会社立ち上げに参画。IBMにおいてスキル認定制度を確立する。その後、キャリア開発育成のコンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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