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グーグルの成功を分離原理で明らかにする

発明原理であなたのキャリアを不老不死に

2016年3月22日(火)

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お悩み・その20

新規事業で儲ける方法が分からない

 発明原理を習得することでキャリアのアンチエイジングを目指すのが本連載です。

 加齢というと悪いイメージが先行する昨今ですが、発明原理を使いこなせるようになれば、“はるか昔の成功例”と“今の成功例”とをつなぐ、普遍的な成功のポイントが抽出でき、必要な人に話したり、書き残したりできます。すると、経験した成功例が多いほど引き出しが多くなり、年齢を積み重ねていくほど、キャリアが輝き続けます。

 これを今回のお悩み解決を通じてみていきましょう。

依頼主:「新規ビジネス、新しく売るものは考えつきました。しかし、どう値付けして売り上げを立てるべきか、なかなか思いつきません」

 なるほど。なぜ値付けが難しいのですか?

依頼主:「やはり、利益を考えるとできるだけ値付けを高くしたいのですが、値段を高くすればするほど、売れる数は減ってしまうというジレンマがあります」

 利益は得たいけど、値段は安くしたい。よくあるジレンマですね。どういう方策を考えていますか?

依頼主:「ぱっとすぐに思いつくのは広告モデルなのですが、どうやらそんなにうまくいくものでもなさそうで・・・確かに、成功しているベンチャー、特にWeb上やスマホ上のサービスなどは広告収入による利益で成り立っていることも多いでしょう。しかし広告モデルだから成功したというよりも、むしろ、サービスの拡大に成功した結果、広告モデルでの収入でも潤うようになった、という見方の方が正しいと思います」

 そうですね。何しろ、そうした新サービスを無料で立ち上げる人の大半は、広告モデルでの収益をあてにしていると思われます。しかし、そのうち99%は成功せず、ごく一握りの成功者がいるだけ。ですから、「単純に広告モデルにする点をそのまま真似れば成功率が上がる」なんてことはないと考えた方が自然でしょう。

依頼主:「では、どうするのがよいのでしょうか?」

 そんなとき、すでに成功しているビジネスについて、“そのまま”真似ようとするのではなく、発明原理を介して観察して、そのエッセンスを取り出して参考にすると、得るものが大きくなります。さて、「世界で一番成功しているビジネス」といえばどこを思いつきますか?

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「グーグルの成功を分離原理で明らかにする」の著者

高木 芳徳

高木 芳徳(たかぎ・よしのり)

TRIZアイデアクリエータ

開成高校から東京大学工学部に進学。2000年、大手メーカーに入社。トリーズと出会う。その後、R&D部門で2009年度の発明最多賞を取得。現在はデータサイエンティスト、アイデアクリエーターとして活動。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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