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加齢臭にほんのり漂うニンニク臭をぶつけてみる

気になる臭いを有害な臭いで相殺

2015年7月14日(火)

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お悩み・その3
女性が多い職場で加齢臭を隠したい(再び)

 皆様こんにちは、マイティの高木です。

 読者の皆様のお悩みをトリーズの発明原理を介して解決していくこの連載。前回は「女性が多い職場で加齢臭を隠したい」、という無理難題に対し、まず第1回で紹介した発明原理<#21 高速実行原理>を用いて解決策を出しました。さらにもう1つの発明原理<#22禍(わざわい)転じて福となす原理>を取り上げ、同原理には下記の3つのサブ原理があることを紹介しました。

<22a 禍福(レモネード)>(有害なものを周囲の環境・資源を利用して除去・変質させて有益なものだけ取り出す)
<22b 禍福(相殺)>(有害動作を別の有害動作と相殺し、問題を解決する)
<22c 禍福(ちりつも)>(少量では有害なものを集めて有益なものにする)

 そしてこの3つのサブ原理のうち、最初の1つ<22a 禍福(レモネード)>を詳細に説明するとともに、それを用いた解決策を紹介しました。ミョウバン水を利用して、加齢臭の原料を除去しようという解決策です。

 特許をベースにしていることから、技術的な問題への解決向けだと思われがちな「トリーズの発明原理」。実はあらゆる問題解決に適用できる共通言語であることが、徐々に伝わりつつあれば幸いです。

有害対有害で問題を解決?

 さて今回も、加齢臭を隠したいという悩みに対してさらなる解決策を考えてみましょう。そこに利用するのは、サブ原理の2番目である<22b 禍福(相殺)>(有害動作を別の有害動作と相殺し、問題を解決する)です。

 臭いで相殺するといえば、古来よりあまりお風呂に入る習慣のない西洋では、臭いを臭いで隠す香水が1つの解決策でした。香水も好みが合わないと有害ですから、これも「禍転じて福となす原理」の一種といえますが、私も中高年男性の1人として、香水を買いに行くのはちょっと勇気が要ります。何より、いい匂いの香水を毎日つけて帰ったら愛妻からあらぬ疑いをかけられかねないという、「もっと有害な作用」が発生しかねません。女性が多い職場に通われているという相談者の家庭ならなおさらでしょう。

 と考えると、ここは発明原理の「別の有害動作」をよりどころに、「いい匂いで隠す」よりも、むしろ「有害さを感じる臭い」で隠す方がベターかもしれません。要は有害な臭いに対して別の有害な臭いで影響を相殺させるわけです。

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「加齢臭にほんのり漂うニンニク臭をぶつけてみる」の著者

高木 誠

高木 誠(たかぎ・まこと)

マイティ代表

1970年、京都大学工学部数理工学科修了。IBM入社後、CSK(現SCSK)との合弁会社立ち上げに参画。IBMにおいてスキル認定制度を確立する。その後、キャリア開発育成のコンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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