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散らかった共有スペースを条件緩めて整理する

アバウト原理はレゴにも活用されている

2015年12月22日(火)

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お悩み・その14
共用スペースが占領されていて使えない

 皆様こんにちは、マイティの高木です。トリーズの発明原理を学ぶことで「キャリアのアンチエイジング」ができるこの連載。今回は

  1. お悩み:共用スペースが散らかっていて使いたいときに使えない
  2. 発明原理の説明:<#16アバウト原理>
  3. 東大事例:レゴブロックの寸法設定
  4. オマケ:ケーキを7等分するには?

について紹介します。今回もどうぞよろしくお願い致します。

共用スペースを小さくしてしまう

依頼主:「社内に共用スペースがあるのですが、テーブルの上に誰のモノかわからない私物が散らかっていて、使えないことが多くて困っています」

 なるほど、今回は<#16アバウト原理>で解決してみましょうか。

依頼主:「え、今の状態以上にアバウトになったら、ますます散らかってしまいそうな気がするのですが」

 少し発明原理の名前で誤解を生んでしまいました。アバウト原理はその名の通り「少し条件をアバウトにする」ことで解決する勘所です。実はアバウト原理は、もともとの名を「部分的、もしくは過度な作用(Partial or excessive action)原理」と言います。ですから、アバウトというのは「求められている条件を部分的にする、もしくは間口を広げる(しきい値を過度にする)」ことで解決していることを指すと考えれば、アバウト原理がカバーする範囲がより分かると思います。

 さて、今回の問題に対する実際の解決案ですが、共用スペースの机の天板を「2割くらい小さめ」にしてしまいましょう。そして、小さめにした2割分の天板を別に作っておきます。この8割の天板の上に載っているものに関しては「何が載っていようと、次に使いたくなった人は捨てることができる」というルールにしておけばいかがでしょうか?

 共用スペースは、普通に考えれば自分のモノは置かないのですが、そうはいっても守らない人もいます。ただ、このようにルールを定めておけば、モノを置く人は、8割の大きさの天板ではなく、2割の大きさの天板に置くようになるでしょう。よって、8割の天板は綺麗で、誰でも使えるようになるというワケです。

依頼主:「なるほど。まずはそれで試してみようと思います」

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「散らかった共有スペースを条件緩めて整理する」の著者

高木 誠

高木 誠(たかぎ・まこと)

マイティ代表

1970年、京都大学工学部数理工学科修了。IBM入社後、CSK(現SCSK)との合弁会社立ち上げに参画。IBMにおいてスキル認定制度を確立する。その後、キャリア開発育成のコンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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