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もうやめよう!自己嫌悪や自分に腹を立てること

「仕事で思いをうまく伝えられない」24歳女性の悩み

2018年4月11日(水)

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ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は入社3年目の広報担当の女性から。自分の思いを伝えるのも相手の意見を理解するのも下手だと悩んでいます。そんな彼女に上田さんが「自己嫌悪に陥るのはムダ」とエールを送る。

悩み:新卒入社2年目(相談受付時点)、広報を担当しているにもかかわらず、自分の思っていることをうまく伝えることも、相手の意見を正しく受け止めることもできずに腹が立ちます。私はどうしたら正しく伝え、相手の意見も正しく受け止められるのでしょうか。

 いつも楽しく拝読させていただいております。新卒で入社して2年目になりますが、人とのやり取りがうまくいかず困っています。私は社内の広報部門におり、広告関係全般(画像の編集や広報文の作成)を行っているのですが、上司や他の方と意見を交わす際に自分が思っていることをうまく伝えられなかったり、相手の言っている意味を正しく理解できなかったりすることが多いです。いわゆる雑談をする際は特に問題なくコミュニケーションが取れていますし、むしろ上手な方というありがたい評価もいただくのですが、仕事のことで意見を交換する場になると途端にうまくいかなくなってしまうのです。

 例えば○○という企画に対してA案とB案とC案があるとすると、一度自分の中でA案とB案とC案を比較検討して自分は最終的にA案が良いと思った際にも、B案とC案が良いのではないかという思いが残ってしまい、上司にB案で行こうと言われた際にA案を推した自分に腹を立てて、上司から見るととても不満そうに見えるらしいのです。

 かといってそれを放置するでもなく、怒るでもなく、上司は理由や根拠を懇切丁寧に教えてくれます。また、上司の言葉のニュアンスをうまく感じ取れず指示違いのことをしてしまうこともあり、復唱して自分の理解を確認するとそのたびにしっかりと説明し直してくれます。忙しい上司なのでこのような手間をかけさせるのは申し訳なく、自分の思っていることをうまく伝えられない、うまく理解できない自分に腹が立ちます。私はどうしたら正しく伝え、正しく受け止められるのでしょうか。

(24歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):新人2年目。相談を受け付けたのは新年度が始まる前だから、きっと3年目に入ったばかりの女性ですね。しかも広報だ。広報の悩みなら、記者の大竹さんが答えたほうがいいんじゃないの?

大竹剛(日経ビジネス 編集):いやいや、相談を読むと仕事との向き合い方、上司と部下の関係についての悩みなので、やはり上田さんの範疇ですよ。

 一言で言えば、上司や周りの人とのコミュニケーションがうまく取れないという悩みですね。雑談のコミュニケーションはうまく取れていて、むしろ上手な方という評価をもらっているけれども、仕事での意見交換となると途端にうまくいかない、ということです。

上田:大した悩みじゃないよ(笑)。

大竹:ただ、彼女にとってはすごく重要な悩みでしょう。しかも広報という、対外的にも社内向けにも思いを伝える仕事をする部門にいながら、なかなかそれができないということで、真剣に悩んでいます。でも、いい職場のようですね。上司に恵まれ、非常に優しく、懇切丁寧に教えてくれるのこと。ただ、なかなかうまく仕事ができない自分に腹が立ちますと。

コメント4件コメント/レビュー

自己嫌悪や自分に腹が立つ等は、良くいえば「向上心がある」ので結構なことですが、「自己評価が高過ぎる」ことでもあるような気がします。上から目線で大変申し訳ないのですが、これは私の拙い人生経験から心底実感したこと。それに気付いて私は自己嫌悪や自分に腹を立てることを極力止めるようにしました。自分自身の知恵なんぞたかが知れている、それでも明日の自分は今日よりも確実に賢くなっていると信じ、周囲に感謝することが大切だと努力する日々です。(2018/04/11 14:52)

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「もうやめよう!自己嫌悪や自分に腹を立てること」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

自己嫌悪や自分に腹が立つ等は、良くいえば「向上心がある」ので結構なことですが、「自己評価が高過ぎる」ことでもあるような気がします。上から目線で大変申し訳ないのですが、これは私の拙い人生経験から心底実感したこと。それに気付いて私は自己嫌悪や自分に腹を立てることを極力止めるようにしました。自分自身の知恵なんぞたかが知れている、それでも明日の自分は今日よりも確実に賢くなっていると信じ、周囲に感謝することが大切だと努力する日々です。(2018/04/11 14:52)

経験がものをいう職場だろうから、自己嫌悪している間に
いろんな経験(失敗も含んで)したほうが良さそうだなって
上田さんと同じように思いました。
納得できなくて顔に出るとかはよく聞くが、自分の考えが甘くて
不愉快そうな顔になるというのは初めて聞き驚きました。
そんな方もいるんですね・・・
私なんか若いころは何の根拠もないのに自分の感でこっちのほうがいいって
上司と押し問答して上司案をごり押しされてました
3年繰り返していたら上司からお前ならどう思うって聞かれたときに
初めて認められたって思えるようになりました。
いまはその上司も空から見守ってくれていると思っています。(2018/04/11 13:07)

元、あるメーカーの研修の経験者です。この相談者の能力の高さについて、もう少し具体的に認めて頂ければ幸です。彼女は自分の意見について、キチンと代案についても考えています。有能な子でも、自分に自信があったら一つの理論的な結果に執着することが多いのですが、このように自分の意見以外に配慮できる子は貴重です。この姿勢なら上司も育てる気が自然に出ると思います。(2018/04/11 11:58)

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