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頼んでも残業しないデキる部下への不満は危ない

板挟みの「現場の長」、悩みすぎは禁物。諦めも肝心だ

2017年8月30日(水)

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ユニー・ファミリーマートHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、部下に対しお願いしても残業してくれないと悩む51歳、女性主任から。その女性部下は仕事はできるものの、周囲が忙しかろうが、あくまでマイペース。そんな相談者に上田さんは「個人的に悩みを抱え込むのは危ない」と諦めも大切と話す。

悩み: 「優秀な女性部下の扱いに悩んでいます。ノルマは完璧にこなすのですが、忙しい状況でパートも外注先も残業をして頑張っている時でも、自分だけさっさと帰ってしまいます。チームとして他の人の仕事にも協力してほしいという、私の考えは古いのでしょうか」

 地方中小企業のグループ子会社であるシステム開発会社に40代で再就職し、今は主任をしています。親会社のシステム開発をしていますが、一般的なシステム開発会社と同じく残業せざるを得ない状況が発生しがちです。

 そんな状況でも人一倍仕事が早く、与えられたノルマをこなして毎日定時で帰っている部下がいます。日頃はそれでいいと思いますが、現在、大きなプロジェクトの納期が迫り厳しい状況なので、先日部長から社員、パート、外注先に納期厳守のために残業体制を取るように指示が出ました。外注先、パートまで残業をして頂いている状況でも、以前と変わらず定時で帰る部下と、それを許している上司に違和感を感じています。

 会社からの指示があったのだから社員としてチームのメンバーとして協力して欲しいと思う私の考えが古いのでしょうか。私は、会社とは仕事が出来る人やそうでもない人も居て全体で仕事を達成していくものではないかと思っています。また、ある面で出来なくても違う面で役立っている事もあると思っています。チームとして協力して欲しいと思うのは間違いなのでしょうか。彼女をどう扱えばいいのかとても悩んでいます。

(51歳 女性 会社員)

大竹剛(日経ビジネス 編集):今回は、中小のシステム会社で働いていらっしゃる51歳の女性からです。悩みというのは、部下の女性についてです。この部下は、仕事ができないのではなく、むしろ逆で、非常に優秀だと。しかし、周囲が忙しくても我関せずで、自分の仕事が終わると手伝うこともせず、さっさと帰ってしまうとか。

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

 相談者は、もっとチームで団結して忙しい時期を乗り切りたいと考えているようですが、その思いが全く伝わらない。最近、特に若い社員で、そういう話をちらほら聞いたりしますけれども、チームとして、というような感覚はもはや、時代遅れなのでしょうか。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):まあ、今は政府も国挙げて働き方改革を進め、残業をするな、させないというような流れになっているわけで、彼女に残業しろとは言えませんよね。

大竹:言えませんね。

コメント24件コメント/レビュー

>チームワークが分かっていないコメントが多くて、びっくりしました

いやいや、システム系はまた違うと思いますよ。ウチの会社のシステム開発を見ていても、人を幾ら増やしても遅々として進まなかったものがスター級の人材を貼り付けたらあれよあれよという間に進捗の遅れが元通りに、なんてことが良くあるようで。「量より質」の世界ですから、この女性部下が(コスト高になりがちな)外注先の人間でなくコストパフォーマンス良く使いまわせることを喜ばないと。(2017/08/31 12:14)

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「頼んでも残業しないデキる部下への不満は危ない」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>チームワークが分かっていないコメントが多くて、びっくりしました

いやいや、システム系はまた違うと思いますよ。ウチの会社のシステム開発を見ていても、人を幾ら増やしても遅々として進まなかったものがスター級の人材を貼り付けたらあれよあれよという間に進捗の遅れが元通りに、なんてことが良くあるようで。「量より質」の世界ですから、この女性部下が(コスト高になりがちな)外注先の人間でなくコストパフォーマンス良く使いまわせることを喜ばないと。(2017/08/31 12:14)

素朴に思ったのですが、「定時に帰る」という職員に対して不満を持つ時点で、現代ではブラックの雰囲気が感じられることに質問者は気づいていないのでしょうか。
ましてや、ノルマを達成した人に他の同僚能力のアンバラから生じる追加業務を指示したいなら、追加報酬は当たり前では? 賃上げが困難でもボーナスを大幅アップ(一例:彼女だけ同僚より1ヶ月分アップ等。)はどの組織でも合法かつ容易です。

現実解としての記事は判りますが、そもそも論として不満を持った人の組織自体に異常性を感じます。
今回の案件では、本則は組織としての(短期も視野に入れた)増員でしょうね。そのために派遣労働者制度があるのですから。(2017/08/31 09:53)

残業を頼む仕事は割り増し残業手当を払うだけの価値があるのかを先ず考えて欲しい。もしもその価値がないとすれば、社内の仕事をこなす能力以上に付加価値の少ない仕事を取ってきた営業戦略がダメ。経費を全部引いたあとで利益がどれだけ残るかを営業に伝えない経営陣がバカ。ひたすら目の前の仕事をこなすように飼いならされた現場の管理職を育てた会社が悪い。結局、その仕事を引き受けたことで誰が幸せになったのでしょうか?人手はいくらでも有るという観念で育った経営者たちは会社を傾かせて社員を不幸にする。それらの経営者に正せるほど社員の質は上がっていない。なぜなら、そんな有能な社員は人事評価以前に上司から煙たがられる。上がバカなら、下にはぼんくらしか育たない。(2017/08/31 09:05)

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