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今の60歳以下はみんな腑抜けている

2016年6月2日(木)

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 ワークスアプリケーションズ代表取締役CEO牧野正幸氏の連載2回目。1回目で「ワーカーになれなければ普通の生活すら送れなくなる」という厳しい現状認識を突きつけた話の続きです。
 よく聞く「最近の若いやつ」というキーワードから始まるものの、牧野氏の認識は一般的ではありません。上司を最も身近な取引先と考えるところから導かれるボスマネジメント論は必読です。あなたも上司コントロールを始めてみませんか?

編集前回は書道教室でのエピソードで終わりましたが、本題は、諦める若者は損をする、というものでした。

牧野氏は、社員4000人を擁するソフトウェアメーカー、ワークスアプリケーションズの創業経営者。現在53歳。趣味はスーツ(写真:菊池一郎)

牧野:そう。まずは諦めないでやり抜いてみてほしい。例えば、せっかく会社に入って間もないのに辞めようと思っている人。大学を卒業して1年や2年で、自分の適性なんて分かるはずがないんだよ。

 能力があるのに諦める人は、ちょっとした躓きに意気消沈して、自分の能力の限界を自分で決めてしまう。本来の限界点よりも低いところにね。でも、自分が無能だと認めることもできない。自己肯定感を持てずに心が壊れてしまうから、当然の行動かもしれないね。その結果、能力の問題ではなく、適性の問題によって結果が出ないという結論にたどり着く。

戦中・戦後の社会に身を置いていると意識が違う

編集:こういっては何ですが、「我慢が大事」と仰っているようにも聞こえます。

牧野:「最近の若いやつは諦めが早い」なんて言われ方をすると、言われたほうはたまったものじゃないだろう。ただ、僕の考える「最近の若いやつ」はちょっと幅が広い。僕の定義では60歳以下を指すんだ。昭和30年以降に生まれた世代すべてが若いやつ。もちろん53歳の僕もそう。皆さんの会社で働いている人はほとんど一緒だよ。共通点は「考え抜かない」ところですな。

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「牧野正幸のジャケットを脱がない生き方」のバックナンバー

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「今の60歳以下はみんな腑抜けている」の著者

牧野 正幸

牧野 正幸(まきの・まさゆき)

ワークスアプリケーションズCEO

1963年、神戸市生まれ。大手建設会社、ITコンサルタントを経て、1996年にソフトウェアメーカーであるワークスアプリケーションズを設立。趣味はスーツとトライアスロン。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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