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無口な人・気難しい人をしゃべらせるには

2016年6月23日(木)

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今回からは、具体的な例を挙げながらノウハウを詳しく説明していきます。サポーティブリスニングの研修をしている時に一番多い質問が「無口な人・気難しい人に、どう対処したらよいか?」です。たしかに、相手に発言してもらわなければ対話は成り立ちません。

本コラムの2回目で、「基本的な配慮をする」「興味・関心・問題意識をもつ」とお話ししました。これからご紹介するノウハウは、その考え方をベースにしたものです。簡単に復習しておきましょう。

(1)基本的な配慮をする
●防衛本能に配慮する⇒ブレーキを解除する
●話したい欲求に火をつける⇒アクセルを踏み込む
(2)興味・関心・問題意識をもつ
●「相手そのもの」に対して、興味・関心・問題意識をもつ
●「聞くという行為」に対して、興味・関心・問題意識をもつ

著者の近影

話しやすい雰囲気を作る

会話する時は、相手の防衛本能に配慮する必要があります。そのためには、話しやすい雰囲気を作ることが欠かせません。とはいえ、「雰囲気を作る」というのは抽象的で難しいものです。

その人の雰囲気は、服装、体型、顔かたちなどの外見のほか、表情、姿勢、態度、しぐさ、声のトーン、息遣いなどの「非言語コミュニケーション」によって作られています(部屋のインテリアなどの外部条件を除く)。これらの項目を個別に掘り下げていったら、それだけで数冊の本ができてしまいます。そこで、簡単で効果的なノウハウを一つご紹介したいと思います。

話しやすい雰囲気を作るコツは、「私はあなたの話に興味があります。詳しく聞かせてください」という好意的なメッセージを、非言語コミュニケーションで相手に伝えることです。興味深そうに目をキラキラさせて話を聞いていけば、どんな人でも大いに語ってくれるものですからね。

あまり難しく考えずに、「私はあなたの話に興味があります。詳しく聞かせてください」と自分に2、3回言い聞かせてみましょう。そうしてから、鏡を見てみてください。何もしない状態と比べると、少し穏やかな感じがしませんか? 役者さんのように、細かい表情を意識して作る必要はありません。そうすると、かえってぎこちなくなってしまいます。ちょっと自分に言い聞かせるだけで、雰囲気はかなり変わってきます。「無口な人・気難しい人」に会って話を聞く時は、ぜひ自分にこう言い聞かせてから臨んでください。

これは私も「おじさん」だからあえて言いますが、中高年の男性は何も意識しないでムスッとしていると、あまり話しやすい雰囲気にはならないものです。すなわち、「普通にして いたらダメ」なのです。ぜひ、そのことを自覚してください。ベテランこそ、「私はあなたの話に興味があります。詳しく聞かせてください」と自分に言い聞かせる必要があります。

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「無口な人・気難しい人をしゃべらせるには」の著者

辻口 寛一

辻口 寛一(つじぐち・ひろかず)

クロスロード株式会社 代表取締役 コミュニケーション・コンサルタント

コミュニケーション・コンサルタント。「サ ポーティブリスニング」を提唱。「聞くこと」 から始めて対話力を強化する教育と、それに よってホワイトカラーの生産性を向上させる コンサルティングを提供している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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