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尿糖は出てないから、糖尿病の心配はない?

  • 田村 知子

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2016年9月9日(金)

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 会社勤めを続けている限り、避けては通れない職場の健康診断。自覚症状のない病気を見つけてくれるのは有難いが、仕事に追われるなかで再検査を受けるのはできれば避けたいのが人情。異常値を指摘されたとしても、どこまで生活を見直せばよいのか、今ひとつ釈然としない人も多いだろう。このコラムでは、各種検査への臨み方や結果の見方、検査後の対応など、誤解交じりで語られやすい職場健診についてわかりやすく解説する。

Q 高血糖だけど、尿検査で尿糖は出ていないから、糖尿病の心配はない?

A いいえ。尿糖が陰性でも、空腹時血糖やヘモグロビンA1cの値が異常なら糖尿病の可能性がある。

 職場の健康診断で行われる尿検査では、「尿たんぱく」「尿潜血反応」「尿糖」「尿ウロビリノーゲン」などの項目がある。尿たんぱくと尿潜血反応は主に腎臓・尿路系、尿糖は糖代謝、尿ウロビリノーゲンは肝機能に異常がないかどうかを調べるものだ。

 検査方法は、採尿した尿に試験紙を浸して、色の変化から異常を調べる定性試験が一般的。結果は「+(陽性)」「-(陰性)」で判定される。検査項目の成分が一定量以上あれば「陽性」、検出されなければ「陰性」だ。陽性では含まれる量が多いほど+の数も増え、「+、2+(++)、3+(+++)」などで示される。

尿中に糖が出るのは、糖尿病の診断基準を超えてから

家庭でも手軽に尿糖の検査を行える試験紙が販売されている。(写真提供:テルモ)

 「糖尿病」という病名から、「尿糖検査が陽性なら糖尿病かもしれないけど、陰性なら心配ないだろう」と考える人がいるかもしれない。しかし、尿検査に詳しい順天堂大学名誉教授の富野康日己氏は、「尿糖検査は従来は糖尿病のふるい分け検査として使われていましたが、その結果が陰性であっても、糖尿病の心配がないわけではありません。最近では、血液検査における空腹時血糖やヘモグロビンA1cといった糖代謝の結果のほうが優先され、その値に異常があれば糖尿病が疑われます」と指摘する。

 特に50代以上の人は尿糖検査の結果が陰性なら糖尿病ではないと早とちりしてしまう傾向が強いそうなので、糖代謝の結果もしっかり確認するよう注意したほうが良いだろう。

 糖尿病は、糖代謝がうまくいかず、血液中の糖が慢性的に多くなる病気だ。血液中のブドウ糖の量は食事によって変動するが、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、一定範囲内に保たれるようになっている。ところが、このインスリンの分泌量が少なかったり、分泌はされていても作用が不十分だったりすると、血液中のブドウ糖の量が多くなる。

 血液検査で空腹時血糖が126mg/dL以上かつヘモグロビンA1cが6.5%以上あれば糖尿病と診断される。ところが、「この値を超えても、尿糖検査はすぐに陽性にはなりません。一般に、血糖値が160~170mg/dLあたりを超えると、尿にもブドウ糖が漏れ出し、陽性となります」(富野氏)。

 つまり、尿糖が陰性でも、空腹時血糖やヘモグロビンA1cの値に異常があれば、糖尿病が進行している可能性もあるといえる。血液検査で高血糖を指摘されていたら、尿糖検査に異常がなくても要注意ということだ。

コメント1件コメント/レビュー

私の場合、糖尿「病」ではないが、「一歩手前」との警告を受けた時期が数年間続いた。それで毎日の1時間の散歩も始めたが、「全く問題なし」の状態には至らず、散歩に加えて夕飯を「飯抜き」にした。でんぷんを多く含む、米や麺類を夕食では全く摂らないようにしたのだ。これで少しは体質も改善されたが、「若干良くなった」程度でしかなかった。2年前単身で実家の一人暮らしの母の介護に帰ってきた時から友人も少ない土地での「暇つぶし」にそれまで出来なかったクロールを習得すべく、プール付きのスポーツジムに通うようになった。大体週5日45分程度プールで汗を流す日が続き、最初に皮下脂肪が目に見えて薄くなった。体重も71kgあったものが、半年強で10kgも減少した。最大14kg減った時に、「これでは減りすぎか?」と考えていたが、ちょうどその頃テレビで、最良のダイエット法として、「筋肉増強による基礎代謝の増加」が目についた。で、食事には脂身の少ない肉類をそれまでの倍以上食べるようにしたり、投入か牛乳を飲むようにした。良質なタンパク質の摂取は筋肉増強に効果があると聞いたためだ。この間、昼飯は食べたいだけ食べて何の制限もしなかったが、逆に「掛け蕎麦一杯で終わり」という様な簡単な食事にしたことはい。朝食はトーストサンドイッチ、夕飯は肉と野菜だけなので、昼飯では十分なデンプン質も摂る様に心掛けた。で体重は3、4kgほど戻し、その辺りで安定している。肉を多く食べる様になったためか、筋肉量は間違いなく増加した。この生活を続けていれば糖尿の心配はないと思う。(2016/09/09 09:58)

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私の場合、糖尿「病」ではないが、「一歩手前」との警告を受けた時期が数年間続いた。それで毎日の1時間の散歩も始めたが、「全く問題なし」の状態には至らず、散歩に加えて夕飯を「飯抜き」にした。でんぷんを多く含む、米や麺類を夕食では全く摂らないようにしたのだ。これで少しは体質も改善されたが、「若干良くなった」程度でしかなかった。2年前単身で実家の一人暮らしの母の介護に帰ってきた時から友人も少ない土地での「暇つぶし」にそれまで出来なかったクロールを習得すべく、プール付きのスポーツジムに通うようになった。大体週5日45分程度プールで汗を流す日が続き、最初に皮下脂肪が目に見えて薄くなった。体重も71kgあったものが、半年強で10kgも減少した。最大14kg減った時に、「これでは減りすぎか?」と考えていたが、ちょうどその頃テレビで、最良のダイエット法として、「筋肉増強による基礎代謝の増加」が目についた。で、食事には脂身の少ない肉類をそれまでの倍以上食べるようにしたり、投入か牛乳を飲むようにした。良質なタンパク質の摂取は筋肉増強に効果があると聞いたためだ。この間、昼飯は食べたいだけ食べて何の制限もしなかったが、逆に「掛け蕎麦一杯で終わり」という様な簡単な食事にしたことはい。朝食はトーストサンドイッチ、夕飯は肉と野菜だけなので、昼飯では十分なデンプン質も摂る様に心掛けた。で体重は3、4kgほど戻し、その辺りで安定している。肉を多く食べる様になったためか、筋肉量は間違いなく増加した。この生活を続けていれば糖尿の心配はないと思う。(2016/09/09 09:58)

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三品 和広 神戸大学教授