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第2回 「生産性を上げる」とはどういうことだろう?

2017年10月13日(金)

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 どの会社でも頻繁に使われている「生産性」という言葉。「分かったようで、よく分からない」言葉の代表格かもしれません。ドラッカーが今日ここにいたら、「生産性」についてどう考え、どう語るでしょうか。

 まず、ある企業の先輩社員と後輩社員の居酒屋での会話を見てみましょう。

先輩:会議、外出、資料作成、メール返信、日報・・あっという間に1日が終わるな。

後輩:ほぼ毎日、業務でいっぱいいっぱいの状態ですけど、『充実感』というか『達成感』が何故か感じられないですよね。

先輩:とにかく、生産的でない会議や作業が多すぎるんだよな。

後輩:たしかに。なんでこれやるんだっけ?みたいな作業がどんどん落ちてきますからね。

先輩:マネジメントはそんな状態なのに、『時間をかけるな』『早く帰れ』『生産性を意識しろ』って言うばっかりだし。

後輩:最近、『時間を早く切り上げられれば良い』みたいな風潮すらありますよね。

先輩:生産性っていうけど、結局のところ今の仕事の何が問題で、どう変えていけばいいのか、っていう重要なところが全然共有されていないんだよな。

後輩:ですよね・・。結局、『生産性』って何だと思います?

先輩:ん?

後輩:いや、うちの会社みたいなサービス業で『生産性、生産性』って言われても、なんかしっくり来ないというか。別に工場とかで働いているわけでも、モノを生産しているわけでもないから、『生産性」って言われてもピンと来ていない人ってぶっちゃけ多いと思うんですよ。

先輩:まあ、俺らは営業だから、結局は数字でしょ。どれだけの結果数字を、手間を極力かけずに作っていけるか、が簡単に言うと『生産性』なんじゃない?

後輩:やっぱり結局は、数字なんですかね。でも、うちの兄貴の勤めている会社とかは、数字はなんとか伸ばして前年対比で増収増益を維持しているらしいんですけど、離職率が半端ないみたいです。

先輩:そうなんだ・・。

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「第2回 「生産性を上げる」とはどういうことだろう?」の著者

藤田 勝利

藤田 勝利(ふじた・かつとし)

経営教育事業家/コンサルタント

1996年上智大学経済学部卒業後、商社勤務などを経て、2004年、米クレアモント大学のビジネススクール(通称ドラッカー・スクール)で経営学修士号を取得。現在はリーダー育成とコンサルティング/コーチングを融合した独自の経営教育事業を手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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