• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

斬新なひらめきが生まれるのは睡眠の前? 後?

どうしても思い浮かばない夜は、あきらめが肝心!

  • 伊藤 和弘

バックナンバー

2016年9月23日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないだろうか。また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いない。もう眠りで悩まないための、ぐっすり睡眠術をお届けしよう。

睡眠学から見て、斬新なひらめきやアイデアが生まれやすい時間帯はいつなのか?(©PaylessImages-123RF)

 毎週あるいは毎月、定期的に企画やアイデアを出すことを求められるビジネスパーソンは少なくないことと思う。

 言うまでもなく、優れた企画を考えることは大変だ。斬新なアイデアというのは、そう簡単に思いつくものではない。集中して何時間か考えても、ろくな企画が出てこないことは珍しくない。かと思えば、何か他の作業をしていたときに、ふっと素晴らしいアイデアが浮かぶこともある。いわゆる「ひらめき」だ。

 今回のテーマはそのひらめき。睡眠学から見て、斬新なひらめきやアイデアが生まれやすい時間帯はいつなのか、ひらめきが生まれやすくなる方法はあるのか、睡眠評価研究機構の白川修一郎代表に聞いた。

夜は「考える」ことに向かない時間帯

 「人間の体温や身体能力は就寝19時間後に最も高くなる。脳の血流量もこのときが一番多くなっています。ただし問題は、起きてから12時間ほど経っていること。脳も疲労がたまって、頭の働きが落ちているんです」(白川代表)

 脳は睡眠不足の影響が最も表れやすい器官だ。睡眠不足によって、記憶力や論理的思考力など、脳のあらゆる機能が低下する。疲れた脳から、素晴らしいひらめきは生まれない。

 実際、長時間起きていると、「言語流暢性」という能力が落ちることが確認されている(下グラフ)。言語流暢性とは、例えば「リンゴ」という名詞に対し、「かじる」「食べる」「かみ砕く」など、関連する動詞を素早く答える言語能力だ。

長時間起きていると脳の働きは鈍くなる
20名の健康な若者を対象に、36時間の断眠を行った場合(一晩徹夜)と、通常の睡眠(7~8時間)を取った場合の「言語流暢性」をそれぞれテストした。1分当たりで回答できた単語数は睡眠取得時が多く、誤り回答数は断眠時が多かった。(J Sleep Res. 1998 Jun;7(2):95-100)
[画像のクリックで拡大表示]

 斬新な企画は、一見関係がなさそうな複数の事象を結びつけることによって生まれることも多い。「言葉を関連付ける言語流暢性の能力が落ちれば、ひらめきを生む力も低下してしまうと考えられる」(白川代表)。

 長時間起きていると、脳の働きが落ちるだけではない。「脳が疲れると気分が沈み、発想がネガティブになってくる。夜は考え事に向かない時間帯なんです」と白川代表は語る。

コメント1

「ビジネスパーソンに贈る 眠りの超スキル」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長