日経ビッグデータラボから

「デジタル、データ、デザインの融合がこれからのIoT社会、AI社会の姿を決めていく」

イベント「D3 WEEK 2016」報告記事

2016.07.26

日経BP社は7月25日、企業経営におけるイノベーションをテーマにしたイベント「D3 WEEK 2016」を午後6時のオープニングパーティでスタートした。本イベントは『日経デジタルマーケティング』『日経ビッグデータ』『日経デザイン』の3誌が共同で企画し、デジタル、データ、デザイン活用と連携について7月29日(金)までに活用企業のキーパーソン、専門家ら100人以上が講演、パネルディスカッションに登壇する。

 オープニングパーティには講演者、協賛企業、受講者などの100人以上が来場。デジタル、データ、デザインの活用や課題について意見を交わした。

 主催者を代表して挨拶をした日経デジタルマーケティング編集長の安倍俊廣は、「例えば動画広告におけるクリエティブ設計など、デザイナーとマーケターのコラボレーションは加速度的に広がっている。そして、デジタルマーケティング分野にビッグデータ分析が入ってきた。ネット広告がどれだけ見られたのか、どんな属性の人が動画広告のどんなシーンに興味を持ったのか、どんな感情を持ったのかもデータ分析できるようになっている。デジタル、データ、デザインの3つのDの融合が加速度的に進んでいる」と、D3 WEEK 2016開催の意義を述べた。

 本イベントを後援する経済産業省の安藤久佳・商務情報政策局長は「デジタル、データ、デザインの融合がこれからのIoT社会、AI社会の姿を決めていく必要な要素だ」とD3 WEEK 2016を後援した意義を述べた上で、同省が運営する「IoT推進ラボ」の取り組みを紹介をした。

挨拶をする経済産業省の安藤久佳・商務情報政策局長

 IoT推進ラボは「世界のビッグネームから日本のベンチャーまで約2000社が参加し、定期的に様々なプロジェクトのアイデアをもらい、揉んでもらい、(そのアイデアの実現に)必要があれば規制緩和をしていく、あるいは必要な資金支援をしていく」(安藤局長)場であると紹介。

 7月31日には、第2回先進的 IoT プロジェクト選考会議「IoT Lab Selection」を実施し、グランプリなどを選出する予定。「医療や介護、過疎地などでの自動走行による社会貢献、観光、製造現場や土木・建設現場でのIoT活用といった、地に足が付いた社会的課題を解決する提案が多い。一億総活躍社会、IoTによる第4次産業革命と言われるが、目指すしているのはこうした具体的な社会課題の解決だ。D3 WEEKのような場を通じてもラボの活動を浸透させて、一つでも課題解決に結びつけたい」と挨拶した。

 会の途中には、CMやVIといった広告における多様な映像表現から、さまざまな展示スペースにおけるインスタレーション映像、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスのデザインまで手掛けるWOWの高橋裕士Executive Producerが作品動画を披露し、日経デザイン丸尾弘志編集長との対談で場を盛り上げた。

OWの高橋裕士Executive Producer(右)と日経デザイン丸尾弘志編集長による対談

 なお、7月26日9時30分からのD3 WEEK 2016のキーノートは、「デジタル×データ×デザインの未来」と題して、UNIT_ONE 代表取締役/バルミューダ取締役の勝部健太郎氏、ドワンゴのドワンゴ人工知能研究所所長である山川宏氏、takram design engineeringのDesign Engineerである櫻井稔氏によるパネルディスカッションとなる。全講演(エキスパートコース除く)を聞ける当日券、エキスパートコース券、協賛企業の講演を聞ける無料券、いずれも会場の六本木アカデミーヒルズで入手できる。

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