データセット&分析レシピ

Rのダウンロードとライブラリのインストール

Rの使い方(1)

2015.11.04小谷 祐一朗=おたに代表取締役

R

ビッグデータ分析を行うには統計分析ができるソフトウェアが必須であるが、その中でも、よく使われる統計環境に「R」がある。本記事ではそのインストール方法を説明する。

 Rはオープンソースで、誰でも無料で手に入れることができ、機能を追加するためのパッケージ等も充実している。日々、CRAN(The Comprehensive R Archive Network)と呼ばれるレポジトリには、様々なパッケージが追加されており、最新の統計分析環境を容易に手に入れることができる。本稿では、そのようなRのダウンロードとインストール、パッケージのインストールについて説明する。

 まず、Rのインストールだが、CRANにアクセスしよう。トップページに下記のリンクがある。

 それぞれの環境に応じて、リンクをクリックする。

 OS Xであればpkg形式、Windowsであればexe形式のファイルがダウンロードできる。ダウンロード後は他のソフトウェアと同じようにインストールすればよい。

 Linuxの場合はCRANからダウンロードもできるが、Ubuntu等であれば、ターミナルから「apt-get install r-base」でインストールできる。

 Rを起動すると、Mac OS Xの場合は 下記のようなコンソール画面が立ち上がる。

 まずは、「1+1」と入力してみよう。計算結果である「2」が返される。

 このように、このコンソール画面にRの関数等を打ち込んでいくことで分析ができる。

機能を拡張するパッケージを導入するには

 次に、Rのパッケージをインストールする方法について、説明する。まずはパッケージとデータからパッケージインストーラを開き、一覧を取得する。

 パッケージ名を選択する画面が現れるので、インストールするパッケージ名を選択する。

 インストールが完了すると、導入済みバージョンにパッケージのバージョンが表示される。

 上記の操作は、コンソール画面に「install.packages(“#パッケージ名#”)」と打ち込んでもよい。例えば、「vars」という時系列分析用のパッケージは「install.packages(“vars”)」と打ち込めばインストールできる。

> install.packages("vars")

 パッケージを使う場合は、library(パッケージ名)とコンソール画面に打ち込めばよい。varsパッケージを使う場合は次のように打ち込む。

> library(vars)

 なお、varsを使った分析は、「多変量の時系列データを分析する」の記事を参照してほしい。

 本稿ではRのダウンロードとインストール、パッケージのインストールについて述べた。世の中には様々な統計ソフトがあるが、それらと比べても遜色ない、あるいは凌駕する機能がRでは提供されている。しかも、Rは無料である。Rが自由に使えると、高度な分析が効率的に行えるので、様々な場面で活用することを検討するとよいだろう。

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