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あなた好みの日本酒をリコメンド!「未来日本酒店」が新サービス

AI技術を使った味覚判定アプリ「YUMMY SAKE」を試してみた

文/写真:カンパネラ編集部 06.14.2018

「簡単なブラインドテイスティングとAI技術を使った味覚診断で、あなた好みの日本酒がわかります」──こんな新サービスを始めたのは、日本酒セレクトショップ「未来日本酒店」だ。無名だが優れた日本酒をつくる生産者と消費者とをマッチングさせようと、このサービスを思いついたという。本当に好みの日本酒にたどりつけるのか。体験会に参加してみた。

「日本に1400以上の酒蔵がありますが、広く流通している日本酒は限られています。そこで、まだよく知られていない優れた日本酒を世に広めようと、スタートしたのがProject Yummy。まずは新サービス『YUMMY SAKE』をお試しください。日本酒に慣れていない人でも、自分の味覚に合ったお酒を見つけることができますよ」

日本酒セレクトショップ「未来日本酒店」代表の山本祐也氏は、博報堂アイ・スタジオのデジタルクリエイティブラボHACKistとともに立ち上げたプロジェクト、Project Yummyの狙いをこう話す。「YUMMY SAKE」とは、日本酒の銘柄や価格、製品の特徴などの情報を伝えずに試飲する「ブラインドテイスティング」の手法と、AI技術を使った味覚診断とを組み合わせた新サービス。2018年6月15日から、未来日本酒店の代官山店と吉祥寺店でこのサービスを始める。

それに先立ち、渋谷GALLERY X BY PARCOで新サービスの体験会が行われた。

「YUMMY SAKE」の体験会が行われた渋谷GALLERY X BY PARCO

ブラインドテイスティングを行うのは薄暗い暗室。目の前には、試飲用の日本酒が注がれた10個の小さな黒い容器が2列で並ぶ。専用のヘッドホンを頭に装着すると、テイスティングの手順などの案内が流れる。目の前が暗く、耳が塞がれているので、自然と神経はお酒の味とにおいに集中できる。

ブラインドテイスティング用の日本酒を入れた10個の黒い容器。1種類飲むごとにコップの水で口の中をすすいでからテイスティングする。手元のスマホで評価を入力していく

手元にはスマートフォン。暗室に入る前にProject Yummyのウェブサイトにアクセスし、あらかじめ登録を済ませておく。テイスティングの結果は、おいしいかどうかを5段階評価で入力していく。同時に、その日本酒の味わいを表現するオノマトペ――「スルスル」「トロトロ」「シャラシャラ」「キュンキュン」などの擬音語/擬態語の中から選んでいく。オノマトペを使うのは日本酒の味わいを感覚的に評価できるから。

ブランドテイスティングをして、「スルスル」「トロトロ」などのオノマトペからイメージに合ったものを選ぶ