Retty社員の仕事とグルメ

「とんかつ担当」を“解任”されて「日本酒担当」になりました。今、その奥深さにはまっています

第7回:「日本酒担当」櫻井洋一郎さん

聞き手・文:橋富政彦/写真:カンパネラ編集部(特記なき写真) 06.07.2018

日本最大級の実名グルメサービス「Retty」は、“グルメなあの人からお店を探そう”をテーマにした実名口コミによる信頼性の高い情報で支持されるサービス。そんなRettyには、「グルメ担当」というユニークな制度があり、社員たちが自分の得意なグルメジャンルを担当して積極的な情報収集・発信を行っている。このグルメ担当のこだわりを聞くのが本連載。第7回は、2013年からエンジニアとして働く「日本酒担当」の櫻井洋一郎さんに聞きました。

──櫻井さんはどのような経緯からRettyでお仕事されるようになったのでしょうか。

櫻井 大学卒業後、大手電気通信会社に入社してエンジニアとして働いていたのですが、リーマンショックなどあって「大きな会社にいても安定があるわけじゃない」と改めて感じ、自分の働き方を考えるようになっていました。もともと、仕事については人生の大部分を占めるものだからできるだけ自分自身が楽しく感じられるものを選んでいきたいと考えていたので、他の選択肢を模索するようになったんですね。ちょうどそんな時期にRetty代表の武田と知り合ったんです。

当時の武田は起業のビジネスモデルを考えるために1年ほど滞在していたアメリカから帰国したばかりで、「新しいグルメサービスを作りたい」と話していました。その半年後ぐらいにRettyのサービスがリリースされたので、「有言実行の人だな」と少し驚いたことを覚えています。

──その後、櫻井さんはRettyに入社されたのですね。

櫻井 Rettyのサービス開始から1年ぐらい経ったときに武田から「週末だけでも手伝ってもらえないか」と連絡があったんです。当時はまだ大手電気通信会社に在職していたのですが、Rettyの仕事に関わるようになりました。やがて本格的に入社の誘いを受けたのですが、当時はフリーランスになることを考えていたのでお断りしたんですよ。それでも何度かお誘いをいただいて「30歳の誕生日までに決めます」と答えて、最終的にRettyへ入社を決めました。

「櫻井さんは社長に向いてないよね」

──Retty入社の決め手となったのはなんだったのでしょうか。

櫻井 その頃、もともと好きなマンガに関するサービスを自分で作ってリリースしてみたのですが、あまりうまくいかなかったんですね。それで自分ひとりの限界を感じていました。Rettyは当時まだ6人しかいなかったのですが、それぞれが自分の得意分野のスキルを活かしてサービスを創り上げているところに魅力を感じたし、自分の得意分野も活かせるな、と。

その頃、武田に「櫻井さんは社長に向いてないよね」と言われたことを今でもよく覚えています(笑)。でも確かに、僕は心配性なところがあって経営者には向いていないかもしれません。その点、武田はいつもポジティブで会社の未来は明るいと信じて行動している。それは僕の理想とする社長像でもあるんですよね。それで、フリーランスにはいつでもなれるし、一緒にやってみようと思い、Rettyに入社を決意しました。

あと、社員とユーザーさんとの交流を目的に定期的に開催しているイベント「Retty Night」やその他のオフ会にも参加して、ユーザーさんと一体となった熱気を肌で感じて「これはいいな!」と思ったことも大きいですね。

スーパードライ30周年